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2019-11-26 18:43:38

不妊治療を支える「ベビmatch」妊活イベントの詳細とメリット

不妊治療を支える「ベビmatch」妊活イベントの詳細とメリット



近年、晩婚や晩産化が進行する中で、不妊治療に取り組む夫婦が増加しています。最近の調査によると、実際に不妊の検査や治療を受けたカップルは、約6組に1組となっています。さらに、体外受精などの生殖補助医療(ART)で生まれた赤ちゃんの数も増えており、10人に1人がその道を経て生まれています。このような背景から、今や生殖補助医療に対する理解が社会全体の課題として扱われるようになりました。

一方で、実際に不妊の問題に直面した際、多くのカップルが正確な情報を得られず、戸惑いを感じているのも現実です。特に不妊の原因の約48%が男性に起因しているというデータもあり、男性の理解が不足しているため、コミュニケーションがスムーズに行えないカップルも少なくありません。

そこで、 「夫婦で妊活を考える」をテーマにした「ベビmatch」の妊活イベントが開催されます。このイベントの目的は、妊活に対する正しい情報提供とカップル間のコミュニケーションを深めることです。

イベント概要


1. 生殖補助医療(ART)の最新情報
認定臨床エンブリオリストや看護師による妊娠メカニズムの解説や生殖医療を活用した妊活の知識を深めるセッションがあります。

2. 体外受精の成功体験
実際に体外受精を経て子どもを授かった夫婦の貴重な体験談や心理カウンセラーからのコミュニケーションに関するアドバイスが提供されます。

3. 個別相談ブース
妊活や不妊治療に関する悩みを専門家に相談できるブースが設置されます。予約制で、各カップルに20分のアドバイス時間があります。

4. 「ベビmatch」アプリの紹介
妊活をサポートするアプリの機能について詳しく解説します。通院スケジュールの管理や同じ問題に取り組むカップル同士のコミュニティ機能を活用し、心理的なケアも行うことができます。

5. 協賛企業の展示情報
株式会社雪印ビーンスタークやNPO法人Fineなど、不妊問題に取り組む団体の展示ブースも設置され、さまざまな情報を得ることができます。

「ベビmatch」の誕生背景


この妊活イベントを主催する「ベビmatch」は、実際に五年間不妊に悩んだ経験を持つ開発者、廣重元子氏によって立ち上げられました。彼女は、看護師として妊活と仕事を両立させる中で、多くの女性が孤独に悩む姿を目の当たりにしました。そして、妊娠前から産後にかけて、家族計画を夫と共有できるサービスの必要性を感じたことが、今回のサービスの原点となっています。

情報の散乱や知識不足を問題視し、開発メンバーは不妊当事者とのディスカッションを経て、より良いサービスを目指してきました。現在の「ベビmatch」は、妊活を支援するための多機能アプリとして、多くの夫婦に活用されています。

これからの展望


今後、妊活や不妊治療に関するメンタルケアは特に重要なテーマとなっていくでしょう。「ベビmatch」は、新たに設立されたエンパワテックソサエティー株式会社を通じて、専門家との連携を強化し、全国規模でのイベントやセミナーを開催する予定です。さらに、女性の活躍を推進し、地域医療と連携した取り組みも目指しています。

このようにして、「ベビmatch」は単なるサービスを提供する場ではなく、人生を共に歩むパートナーとして、カップルに寄り添える存在を目指しています。妊活に対して困難を感じている方々が、共に笑顔で生きていけるようなコミュニティを創出していくことでしょう。

会社情報

会社名
エンパワテック ソサエティー株式会社
住所
福岡市中央区大名2-6-11 Fukuoka Growth Next
電話番号

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