令和時代の人材育成を考える鼎談
人事コンサルティングを手がけるフォー・ノーツ株式会社の代表、西尾太氏が、2026年8月26日号の日本下水道新聞にて行われた鼎談企画に登壇しました。この鼎談は、「今こそ考える 令和時代の人材育成とは」というテーマの下、極東技工コンサルタントの村岡基社長と中央大学の加藤裕之教授との3者によるものです。
鼎談の背景
社会の変化に伴い、人材育成のあり方も進化しています。本鼎談は、水インフラ業界という特別な文脈の中で成り立っており、時代に即した人材づくりの重要性が強調されました。3人の専門家がそれぞれの視点から話し合うことで、これからの人材育成について深掘りしていきます。
加藤教授は現在の学生の状況を分析し、彼らが“感じる力”を欠いている一方で、多様化した価値観を持つことを指摘しました。このため、将来的には、よりオーダーメイドの人材育成が不可欠になると語りました。
村岡社長は多様性の重要性を認めつつも、過剰な責任や役割から離れる形の多様性には否定的であり、個人の志向を尊重する制度づくりが重要であると強調しました。
そして、西尾社長は企業のビジョンを明確にすることが、良い人材育成の基盤であると主張。求める人材像を示しつつ、社員一人ひとりの志向を尊重することが、企業にとって必要不可欠であると述べています。
西尾太社長のコメント
「人材育成について何を考えるべきかを議論する前に、企業が『どのような人材を求めるのか』を明確にすることが重要です。ただし、それは社員一人ひとりの志向を尊重することと矛盾しません。会社のビジョンと個々の方向性をできる限り一致させることが、人事の役割であり、令和の時代においてますます大切になってきます。」
この鼎談は、地域社会や産業界の発展に寄与する人財づくりに向けた広範な議論の一部として位置付けられています。鼎談の内容は、特設ページでダイジェスト動画としても視聴可能です。
企業情報
フォー・ノーツ株式会社は、「人事がつくる信頼、そして成長。」を理念に、人事制度の設計や人事ポリシーの策定、教育研修の実施など幅広くサポートする企業です。代表の西尾太氏は、上場企業での経験を持ち、これまで400社以上の人事制度に関わってきました。また、同社が運営する「人事の学校」では、5,000人以上の人事担当者の育成を行っています。
まとめ
この鼎談を通じて、教育の現場や企業がこれからの人財育成に向けてどのようにアプローチしていくのか、一つの指針が示されました。これからの人材育成は、個々の特性や時代背景に合わせた柔軟な対応が求められます。各分野の専門家が集い、未来志向の議論を行うことで、令和の時代に即した人材育成の方策が浮き彫りになったのです。