データスタジアムとFitogetherが結ぶ新たなスポーツデータの未来

データスタジアムとFitogether、戦略的パートナーシップを締結

データスタジアム株式会社（東京都千代田区）が、FIFA認定企業である韓国のFitogether Inc.との戦略的パートナーシップを発表しました。この提携は、両社が持つ技術や知見を融合し、新たなスポーツデータ市場の価値創造を目指しています。

映像・データ分析ツール「Football BOX」

データスタジアムは、2001年の設立以来、日本のスポーツデータ業界で重要な役割を果たしてきました。同社は、サッカーや野球、バスケットボールなど多くのスポーツでデータ分析を活用し、試合の戦術やパフォーマンスの向上に寄与しています。

特に、廣島カープや広島アスリートのようなトップリーグとも連携を深めており、今シーズンからは「Football BOX」がJ1、J2、J3リーグの全60クラブにも導入されています。これにより、日本サッカー界の発展に大きく寄与しています。

Fitogether社の魅力

一方、Fitogether社は、FIFAに認定された最新の電子パフォーマンス追跡システム（EPTS）を提供しています。これにより、選手の動きを高精度でトラッキングし、パフォーマンス改善や怪我の予防に大きく寄与することが期待されています。Fitogetherの技術は、特に選手の育成やチーム戦略において、大きな影響を与える可能性を秘めています。

パートナーシップの意義

今回の提携は、データスタジアムの持つデータ分析技術と、Fitogether社の先端トラッキング技術を掛け合わせることで、より高度な分析環境を整備するものです。「Football BOX」とFitogetherのEPTSの統合は、選手やチームに対する新しい洞察を提供し、さらなるパフォーマンス向上につながると期待されています。

FitogetherのCEO、Jinsung Yoon氏は、この提携を「非常に意義深い前進」と位置付け、共同でのソリューションがスポーツデータ業界に革新をもたらすと述べました。