日立ソリューションズが目指すダイバーシティ推進イベントの成果とは
日立ソリューションズグループが毎年開催しているダイバーシティイベントは、持続可能な社会の実現を目指し、多様な人財の力を引き出すための重要な取り組みです。2024年度には全社員にDEI(ダイバーシティ、エクイティ、インクルージョン)に基づく非財務目標が導入され、このイベントはその一環としてさらなる重要性を増しています。
会社の概要と目指すもの
日立ソリューションズは、デジタルトランスフォーメーション(DX)を基盤に、サステナビリティ・トランスフォーメーション(SX)を進めています。特に企業価値を向上させるため、社員一人ひとりの能力や価値を最大限に引き出す人的資本経営に力を入れています。その中で、多様性や公平性、包摂性について理解を深めることが求められています。
この取り組みの一環として、有識者を招待し、様々な視点からダイバーシティやSXについて考える場を設けています。これにより、社員たちは多様な意見や価値観を尊重し、より良い組織運営を行うことが可能になります。
具体的なプログラムの内容
今年度のダイバーシティイベントには、エール株式会社取締役の篠田真貴子氏や、株式会社アウト・ジャパンの屋成和昭氏など、専門家を招いた講演がありました。
1.
多様性を力に換える組織づくり:篠田氏は、個々の意見を「聴く」ことが重要であると語り、聴くことによってチームの成果を最大化する方法論を提案しました。
2.
LGBT&ALLYについての理解を深めるセッション:屋成氏と鈴木氏が登壇し、最新の法改正や判例動向について解説し、LGBT当事者の体験を基に、どのような配慮が必要かを学びました。
参加者の声
参加した社員からは、「聴くことの大切さを改めて認識した」との声や、「LGBTに関する理解を深める良い機会だった」という感想が寄せられました。特に、篠田氏の講演では、「マネージャーとしてチームメンバーとの関わりを改善するヒントを得た」との意見があり、実践に役立てようとする姿勢が見受けられました。
他にも、LGBTの方々への具体的な配慮について学べたことが多くの社員にとって有意義であったようです。屋成氏の講演を受けて、「アライであることを示す取り組みを今後進めていこうと思う」との感想も聞かれました。
日立ソリューションズのこれから
日立ソリューションズは、今後もDEIの推進を強化するため、新しいイベントや勉強会を定期的に企画する予定です。また、全社員が個々の DEIの目標に向けた行動変容を促進するための支援を行い、多様な価値観が共存する組織づくりを進めていきます。
持続可能な成長を遂げるためには、個々の努力と組織全体の協力が必要不可欠です。日立ソリューションズグループは、これからも人財の活性化に努め、社会の変化に対応できる企業であり続けます。
さらに詳細な情報は、公式サイトを訪問いただくことができます。
日立ソリューションズ公式サイト