中小病院の新たな可能性を探るオンラインセミナー
2025年4月17日(木)に行われる「C&CHオープンカンファレンス2025」は、医療の未来を担う中小病院に焦点を当てたオンラインセミナーです。本セミナーでは、現在の日本の医療システムの中で、中小病院が果たすべき役割やコミュニティホスピタルの新たな概念について深い議論が展開されます。
コミュニティホスピタルとは?
コミュニティホスピタルは、特に地域のニーズに応じた医療サービスを提供することを目的とした病院です。超急性期以外のあらゆる医療を一本化して提供するこのアプローチは、高度化する医療ニーズに対応するための鍵とされています。全国に点在する中小病院がこのモデルに転換することで、日本の医療の未来の基盤を築くことができると考えています。
セミナーの概要
このセミナーの主催者は全国の中小病院の医療者、経営者、医学生など、医療に関与している全ての方を対象としています。第一部では、元厚生労働省の香取照幸氏による基調講演が行われ、「2040年の日本の医療における中小病院の可能性」についてお話いただきます。この講演では、超高齢社会に突入する日本において、中小病院の重要性が改めて強調される予定です。
第二部では、当協会の草野事務局長が「コミュニティホスピタル構想について」を発表し、実際の病院での転換事例を基にした報告が行われます。そして、この構想を支える医師育成プログラム「CCH総合診療」についても紹介され、質の高い医療を実現するための取り組みがアピールされることでしょう。
参加への呼びかけ
医療に携わる皆さん、特に中小病院の経営者や医師、さらにはそのような環境で働きたいと考える学生の方々には、ぜひこの機会にご参加いただきたいと思います。コミュニティホスピタルは単なる医療施設ではなく、地域社会に根差した医療の在り方を示す存在になり得ます。
申し込みは必須で、参加希望者は2025年4月14日までに事前に登録をする必要があります。興味がある方々の積極的な参加をお待ちしております。
最後に
私たちの目指す医療の未来には、必ず中小病院が重要な役割を果たします。このセミナーを通じて、地域医療の新たな可能性を共に模索していきましょう。