映画『empty』:35mmフィルムによる革新的な挑戦
中嶋駿介監督が新たに手掛ける短編映画『empty』は、全編35mmフィルムで撮影されることが話題を呼んでいます。この作品はカンヌ国際映画祭での短編パルム・ドール受賞を目指す意欲的なプロジェクトです。舞台は独特な設定のラブホテル。脚本は現代社会の問題も織り交ぜたファンタジックなものとなっており、観客の想像力を刺激します。
クラウドファンディングの取り組み
この映画の制作資金を調達するため、監督は昨年12月からMotionGalleryプラットフォームでクラウドファンディングを実施中です。すでに目標額の50%を達成しており、さらなる支援を募っています。目指すは2月末までに150万円の集めること。リターンとして楽しい特典も用意されていますので、興味のある方はぜひご参加ください。
クラウドファンディングに参加する
心に刺さるあらすじ
物語は、無精子症と診断された夫イチロウが自ら命を絶ってしまうところから始まります。彼の亡き後、妻アズサは職を得るためラブホテルで清掃員として働くことになります。ショックを受けつつも生活を続けるアズサは、日々捨てられていく大量の精子を目の当たりにし、次第に強い怒りを覚えるようになります。そして、彼女は職場のコンドームに密かに画鋲で穴を開ける行動に出ます。この行動にはどんな意図が隠されているのか、観客はその深層に思いを寄せることになるでしょう。
主要キャストの魅力
映画『empty』には、数々の注目キャストが揃っています。主人公アズサ役を演じるのは瀬戸かほ、そしてイチロウ役には深月信之介が名を連ねています。また、豊満亮が演じるキャラクターセイジも物語の中で重要な役割を果たします。彼らの演技が果たしてどのように物語を彩るのか、期待が高まります。
本件に関するお問い合わせ
本映画に関する質問や情報は、「中嶋駿介 & 『empty』製作委員会」の広報担当、中根様までお問い合わせください。
この短編映画『empty』は、単なるエンターテインメントを超え、私たちに社会の問題について考える機会を提供してくれる作品です。映画の完成を楽しみにしつつ、皆さんもぜひ応援の手を差し伸べてみてはいかがでしょうか。