LGD Gamingが日本に初上陸!静岡県・浙江省のオンラインセミナー
中国のeスポーツ界で名を馳せるチーム、LGD Gamingが日本のオンラインセミナーに初めて参加します。このイベントは、静岡県と浙江省の友好提携40周年を機に実施され、eスポーツの最新トレンドを国内に紹介します。2022年に杭州で行われるアジア競技大会でeスポーツが正式種目として採用されることもあり、今が絶好のタイミングです。
セミナー詳細
一般社団法人静岡県eスポーツ連合が主催のこのオンラインセミナーでは、静岡県と浙江省の連携を強化し、両地域のeスポーツの発展を促進することを目的としています。参加費は無料で、招待客は先着300名まで。
プログラム内容
セミナーは多彩なプログラムで構成されています。開会挨拶には一般社団法人静岡県eスポーツ連合の理事、畑雅樹氏が登壇し、その後浙江省外事弁公室の副主任、陳江風氏と静岡県の地域外交担当部長、長谷川卓氏が挨拶を行います。
続いて、浙江省電子競技協会の会長、李慶氏による「浙江省電子競技協会の役割とeスポーツビジネスの展開」についての講演が行われます。また、LGD Gamingのショートムービーも紹介され、中国トップチームの共同経営者である王曼秋氏から、彼らの描くeスポーツの世界について語ってもらいます。さらに、日本 eスポーツ連合の副会長、浜村弘一氏が日本国内のeスポーツの普及と未来にについても解説します。質疑応答を経て、閉会の挨拶で締めくくられます。
eスポーツ産業の現状
中国では約2.5億人がeスポーツを楽しむと言われており、特にモバイル端末が人気です。ゲーム機の購入が困難な世帯でも、スマートフォンを通じて手軽に楽しめることから、広く浸透しています。数多くのタイトルが中国で開発され、参加者が億円単位の賞金をかけた大会に挑戦しています。このような背景から、eスポーツへの注目が高まり、中国はメーカー・プレイヤー双方で強力な存在感を示しています。
LGD Gamingの紹介
2009年に設立されたLGD Gamingは、「Dota2」「League of Legends」「Overwatch」など、多くの人気タイトルで成功を収めている著名なプロチームです。2018年にはパリ・サンジェルマンFCとの提携を結び、国内外でのファン層拡大にも貢献しています。
浙江省デジタル経済産業パークの役割
このセミナーの背景には、浙江省が展開した「特色小鎮」の取り組みもあります。2014年に始まったこのプロジェクトは、中国政府の地域創生策として注目され、eスポーツタウンや越境貿易タウンなどの成功事例が生まれました。これらの取り組みは地元経済の活性化に寄与しています。
静岡県におけるeスポーツの取り組み
静岡県eスポーツ連合は、2019年より日本全体のeスポーツ振興に尽力してきました。2020年に一般社団法人化し、地域の企業や団体、学校と連携しながら活動を続けています。今後もeスポーツを通じた地域の活性化を目指していきます。
お問い合わせ
セミナーの詳細や参加登録については、一般社団法人静岡県eスポーツ連合のウェブサイトをご覧ください。リンク:
静岡県eスポーツ連合