京都の新しい宿泊体験、町家をリノベーションしたsuki1038の魅力とは

京都の新しい宿泊施設、suki1038について

京都市の高台寺と御所東に位置する宿「suki1038」は、2019年3月21日に開業した、リノベーションされた町家を使った宿泊施設です。この宿は、伝統的な京都の町家の魅力を残しつつ、ラグジュアリーでありながらもリラックスした空間を提供しています。

saki1038のコンセプト

suki1038は「数寄者」、つまり美しいものを追求する人々に向けて設計されています。高級感あふれる空間に、旅人がゆったりとした時間を過ごせる工夫が盛り込まれています。全ての部屋において約100平米もの広さがあり、ドレスルームやドライルーム、バスルーム、リビング、キッチンなどが揃い、まるで自宅にいるかのような心地よさを提供します。

設備とサービス

suki1038には、宿泊者が自由に使えるよう配された様々なスペースがあります。広々としたバスルームには、大きなバスタブがあり、観賞用の庭を眺めながらワインやコーヒーを楽しむことができます。特に、季節の風を感じながらのバスタイムは、この宿の醍醐味と言えるでしょう。

玄関を入ると、琉球石灰岩が施されたラグジュアリーな空間が広がり、緑色の格子が整然とした美しさを醸し出しています。ウエルカムとして、フルボトルのナチュラルワインと和菓子が用意されており、これから始まる特別な滞在を感じさせてくれます。また、ドレスルームにはスーツケースを開いたまま収納できる大きなドロワーが設置され、宿泊者が快適に過ごせる工夫が随所に見られます。

寝室では、特注のシーリーマットレスと厚さのあるフェザーパッドが組み合わさったベッドが待っており、最高の睡眠を提供します。さらに、アメニティとして提供されるのはフランスの人気ヘアケアブランド「ラ・ビオステティーク」。これにより、プレミアムな体験が強調されています。

京町家の魅力

suki1038は、伝統的な京町家をリノベーションした宿で、明治や大正時代に建てられた建物を生かしています。京町家とは、古くから京都に存在する独特の木造建築であり、通り庭や坪庭が特徴です。外観には瓦屋根や格子戸が使われ、地域の文化を色濃く反映しています。

新たな宿泊体験の提供

株式会社八清が手掛けるsuki1038は、京都の町家を現代的なライフスタイルにも合うように改装し、新たな宿泊体験を提供しています。2019年秋にはタイムシェアの導入も計画されており、さらに多くの人々がこの特別な体験を享受できるようになるでしょう。

この宿は、京都の文化や美を感じながら、自由な発想で生活を楽しむための場所として多くの訪問者を魅了しています。宿泊だけではない、京都の新たな魅力を引き出すsuki1038で、特別な滞在を体験してみてはいかがでしょうか。