Nova Esportsが『Honor of Kings Invitational Season 3』で優勝
今年、フィリピンのマニラで開催された『Honor of Kings Invitational Season 3』にて、Nova Esportsが見事Nongshim RedForceを下し、プロリーグの頂点に立ちました。この大会は、eスポーツの盛り上がりを象徴する重要なイベントとして、総額30万米ドルの賞金プールが用意され、プレイヤーたちが真剣勝負を繰り広げました。
2025年のeスポーツロードマップ
大会終了後、Level InfiniteのシニアディレクターであるJames Yang氏が壇上に立ち、2025年に向けた「Honor of Kings」eスポーツの詳細な計画を発表しました。彼は、カジュアルプレイヤーから大学生、プロ選手まで、全てのプレイヤーに新たな機会を提供することを強調し、2025年に向けた1500万米ドルの投資も明らかにしました。
新設される地域プロリーグ
今大会における発表で特に注目すべきは、新たに6つの地域プロリーグ(PKL、MKL、IKL、WKS、KME、KMW)が設立されることです。これにより、既存のKPL(King Pro League)やCHOKBRと共に、世界規模でのeスポーツリーグが確立され、プロを目指すプレイヤーのチャンスが増加します。KPLの実績は100,000件以上の雇用を生み出し、2024年のKPLグランドファイナルでは3億300万元の経済効果をもたらしました。2025年には北京でのグランドファイナルが予定されています。
今年も開催されるグローバル大会
また、今年にはKWC(Honor of Kings World Cup)とKIC(Honor of Kings International Championship)の2つの大会が開催されることが決まっています。両大会は7月と11月に予定され、特にKWCはリヤドにて、春季シーズンのチャンピオンと世界中のチームが初めて対戦する重要な大会となります。
参加しやすくなるグラスルーツ大会
「Honor of Kings」のオープンシリーズも今年復活し、ランクや地域を問わず多くのプレイヤーが参加できるプラットフォームとして機能します。今後も成長を続けており、Split 3には150,000人以上が登録しました。次回のSplit 4に向けても期待が高まります。
大学生向けの新シリーズ導入
さらに新たに導入される「Honor of Kings Campus Series(KCS)」は、大学生を対象にした大会で、92の国や地域で実施され、総額10万米ドルの賞金が用意されています。これは、eスポーツへの入り口としての役割を果たし、多くの学生に成長の機会を提供します。日本では、3月10日から23日までの間に登録が行われ、4月に大会が実施される予定です。
Crazy Raccoonとのパートナーシップ
また、Crazy Raccoonが『Honor of Kings』と2025年のeスポーツパートナーシップを結んだことも注目されます。このパートナーシップは、eスポーツエコシステムの成長を促進し、様々なプロ機関と連携していくことを目指しています。
まとめ
『Honor of Kings』のグローバルな展開や新たな取り組みは、今後のeスポーツシーンにおいて非常に大きな影響を与えることでしょう。多様なプレイヤー層に向けた機会の拡大は、次世代のプロ選手を育てる基盤となり、多くの人々がこの魅力的な世界に飛び込むことを期待しています。今後も注目していきたいところです。