AI-DataScience株式会社が新たな一歩を踏み出す
AI-DataScience株式会社(東京都渋谷区、代表取締役:倉橋一成)は、生活習慣病の重症化予防サービス「ヤックル」を展開し、今月から株式会社アルゴスとパートナー契約を締結したことを発表しました。これは、企業向けの健康経営やオンライン保険診療として、多くの患者に寄り添った新しい医療サービスを提供することを目指しています。
「ヤックル」サービス概要
「ヤックル」は、生活習慣病に対する迅速な対応を可能にするサービスで、昨年12月からオンライン保険診療を開始し、今年6月より法人向けの福利厚生サービスも提供されるようになりました。これにより、生活習慣病の従業員に適切な受診勧奨サポートを行い、重症化を予防することを目指しています。双方の技術やノウハウを活用し、医療のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進する計画です。
島根における新たなプロジェクト
10月には、島根大学医学部附属病院が参加する一般社団法人出雲ベースにて、診察時間を短縮できるという診療AIサービス「Curalumi(キュラルミ)」や、外国人向けのAI電話サービス「ファスマネ® コール」のPoC(概念実証)調査も開始される予定です。これにより、地域医療における新たな課題解決を図りながら、医療業界の効率化を実現していきます。
AIによる医療の効率化
AI-DataScience株式会社が開発した「Curalumi」は、スマホを通じて症状をいつでも相談できるWEBサービスです。このサービスにより、医師は患者からの情報を迅速に得ることができるため、診察にかかる時間を大幅に短縮し、患者の待ち時間を減少させることが期待されています。このようにAI技術を駆使することで、現場の人材不足やワークフローの負担を軽減することが可能です。
パートナー企業の協力
株式会社アルゴスの代表取締役、布川佳央氏は、「私たちは患者に最高の医療体験を提供することを目指しており、AI-DataScienceと協力してオンライン診療の新しい形を考案しています」と述べ、今回のパートナーシップに大きな期待を寄せています。また、株式会社メディ・エンジンの東貴大氏も、「Curalumiは、患者が症状をスムーズに伝える手助けをする素晴らしいサービスです。これからの展開に大いに期待しています」とコメントしました。
医療業界の未来に向けた取り組み
日本の医療業界は、医師の不足や多忙な勤務体制といった課題を抱えています。AI-DataScience株式会社の倉橋は、医療の分野に特化したデータサイエンスとAIを基にした新規事業を推進し、今後5年間でユニコーン企業を目指す意向を示しています。
彼は、「アート思考に基づく革新的な課題解決法を提供することで、医療だけでなく他の分野にも貢献したい」と語り、幅広いニーズに応じたAI/SaaSソリューションの提供を視野に入れています。
結論
AI-DataScience株式会社の取り組みは、医療のデジタル化を加速させるだけでなく、生活習慣病の重症化を防ぐ重要な手段となるでしょう。今後の活動から目が離せません。
詳細情報は、
AI-DataScienceの公式サイトで確認できます。