ローランズの成長支援
2025-04-04 10:02:36

障害者雇用に取り組むローランズが新たな支援を受け成長を加速

株式会社ローランズ、障害者雇用の新たな挑戦



株式会社ローランズは、障害者雇用に取り組む企業として、その活動が注目されています。東京都渋谷区に本社を構えるこの会社は、株式会社dofとのパートナーシップを組み、日本ベンチャー・フィランソロピー基金からの資金調達と経営支援を受けることが決まりました。この支援により、障害者の雇用をさらに拡大し、多くの人々が活躍できる環境づくりを進める考えです。

障害者雇用の現状



現在、日本では356万人の障害者が働けておらず、その多くが就労難民とされています。2025年には法定雇用率が2.5%に引き上げられる予定ですが、すでに設定されている2.2%の雇用率を達成している企業は46%に留まっており、課題は深刻です中小企業にとっても、障害者を雇用するのは容易ではなく、特に仕事内容が障害者のニーズに合致しないことが多く、雇用の質の低さが問題視されています。

ローランズの取り組み



ローランズの代表である福寿満希氏は、2019年にウィズダイバーシティ有限責任事業組合(WDLLP)を設立しました。ここでは中小企業と障害福祉団体がチームを組み、障害者を共同で雇用できる仕組みを作り出しました。このモデルは従来の雇用システムとは異なり、障害者が得意分野で活躍できる環境を提供します。

具体的には、、
  • - 障害者が希望する職場環境を整えられる
  • - 中小企業は福祉団体から業務を受託できる
  • - 雇用の安定が、障害福祉団体にももたらされるなど、様々なメリットがあります。

実績と未来の展望



ローランズが設立したWDLLPでは、既に15の企業が連携し、24名の新たな障害者雇用を創出しています。一般企業への就職につながったケースも増えており、今後さらに多くの障害者が活躍する機会を提供できることが期待されています。これに伴い、福寿氏は47都道府県、100社のパートナーシップの構築を目指しており、より多くの企業と連携する意思を示しています。

支援の背後にある理念



福寿氏は「みんなみんなみんな咲け」というスローガンを持ち、障害者の経済活動参加を促進するための努力を続けています。彼は、障害者が自信を持って働ける環境が増えることで、社会全体の多様性や包摂性が向上することを信じています。
さらに彼は今後、大企業と連携し、障害者支援施設の設立にも取り組む計画であり、新たな産業での雇用創出を目指しています。

サポートを提供するパートナー



日本ベンチャー・フィランソロピー基金(JVPF)は、社会的事業を持続的に発展させるために設立された国内初のベンチャー・フィランソロピー基金です。社会変革推進財団とソーシャル・イノベーション・パートナーズが共同運営しており、世間の注目も高まっています。これに加えて、経営支援を行うdof社が、さまざまな課題解決のノウハウをローランズに提供し、その成長をバックアップします。

今後、ローランズがどのように成長を遂げ、多様な雇用の場を創出していくのか、引き続き注目していきたいです。


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会社情報

会社名
株式会社ローランズ
住所
東京都渋谷区千駄ヶ谷3-54-15ベルズ原宿ビル1F
電話番号
03-6434-0607

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