郁文館高等学校が新入試制度を導入
郁文館高等学校(運営:学校法人郁文館夢学園)は、2025年度より「都立進学指導指定校 併願オープン入試」を開始することを発表しました。この新しい入試制度は、生徒の未来を見据えた教育環境を整え、大学進学への道をサポートすることを目的としています。
実施の背景
郁文館夢学園は「学ぶ全ての子ども達を人生の主人公として輝かせる」ことを目指し、個々の将来像から学びの目標を設定する『夢教育』を推進しています。2023年度からは、東京大学や海外大学への進学を目指す『学力プレミア』プロジェクトを立ち上げ、生徒の好奇心を引き出しながら、様々な支援を行っています。このプロジェクトの一環として、専門予備校「慧修会」との連携や、「東大クラブ」の設立など、学力向上に向けた取り組みを進めています。
さらに、東京都では私立高等学校に対する授業料助成制度が改正され、実質的な無償化が実現しています。このような背景のもと、郁文館高等学校は都立高等学校の受験生に対し、より良い教育環境や進路指導を提供するために新しい入試を導入することにしました。
新入試の詳細
「都立進学指導指定校 併願オープン入試」の試験概要は以下の通りです。
- - 試験名称: 都立進学指導指定校 併願オープン入試
- - 受験料: 10,000円
- - 出願資格: 2025年3月に中学校を卒業見込みの生徒
- - 試験内容: 学力考査(国語・英語・数学)、面接
- - 試験日程: 2025年2月15日(土)午前
- - 合格発表: 2025年2月16日(日)
試験の狙いと特徴
この新入試は、都立高等学校の入学者選抜試験に向けた受験対策を強化する目的で実施されます。主な特徴には、都立進学指導指定校が作成した問題への挑戦が可能であること、そして本番の入試1週間前に同じ条件で行われることが挙げられます。このように、実践的な受験対策が提供され、受験生をしっかりサポートします。
各種リンク
郁文館高等学校について
郁文館高等学校は、全日制課程を持つ高等学校で、2023年度からは東京大学合格者30名を目指す「学力プレミア」をスタートします。また、国公立大学合格を目指すための「国立選抜クラス」が開設されるなど、教育プログラムが充実しています。生徒の夢を実現するため、実践的な教育プログラムや起業教育にも力を入れています。
学びを通して生徒たちが将来の夢に向かって羽ばたくことを期待しています。