2021年3月11日、震災から10年を迎えるこの日、コミュニティFM81局が協同して「Honda発電機PresentsIKKOのちょっとちょっと聞いて防災特番」を放送します。この特番では、IKKOさんと共に、地域防災の重要性について深く掘り下げ、各地の災害経験から得た教訓をリスナーと共有する特別な機会が提供されます。
防災特番では、IKKOさんがリスナーからの相談に対応しながら、地域ごとに異なる防災に関する情報を紹介します。具体的には、災害時に必要な情報や支援体制について、コミュニティFMが担っている役割に焦点を当てています。かつての大震災や台風を経験した各 FM局の代表者がそれぞれの視点から情報を発信し、この貴重なレッスンが地域住民にどのように役立つのかを語ります。
特に注目すべきは、IKKOさんの独自の視点から繰り広げられるトークです。彼のスタイルは、優しさと同時にズバッとした切り込みが特徴で、多くのリスナーが共感しています。防災についての議論は時に堅苦しく感じられますが、IKKOさんがそのハードルを取り除き、より身近に感じさせる努力をしています。
この特番を放送する背景には、現在の日本社会において災害への意識が以前にも増して高まっているという事実があります。そして、地域ごとの特性を理解し、それに基づいた具体的な情報提供が必要不可欠であると考えられています。この特番は、単なる情報の提供ではなく、リスナー一人ひとりが自分ごととして災害について考える契機となることでしょう。
番組のプログラムは以下のように構成されています。
- - 2011年の東日本大震災を振り返り、FMあおぞら(宮城県・亘理町)代表の吉田氏が語る
- - 2019年の房総半島台風について、いちはらFM(千葉県・市原市)の御園生氏が経験をシェア
- - 災害時における電気の重要性について、ホンダパワープロダクツジャパンの井上氏が解説
- - 2018年の胆振東部地震の体験をFMびゅー(北海道・室蘭市)の沼田氏が語る
- - 2021年の福井豪雪について、たんなん夢レディオ(福井県・鯖江市)の石川氏が報告し、
- - 地域防災の専門家である日本赤十字北海道看護大学薬学博士の根本氏が全体をまとめます。
この放送は、地元のFM局ごとに異なる放送日時が設定されています。詳しい放送スケジュールについては番組の公式サイトまたは各局のサイトをご覧ください。IKKOさんとともに、防災の意義と地域の声を聞くこの特番は、避けては通れない災害と向き合う重要な一助となることでしょう。