SORACOMパートナープログラムに新たに5社が参加、IoT推進が加速

SORACOM パートナープログラムに新たな仲間が加わる

株式会社ソラコムが運営する「SORACOMパートナースペース（SPS）」に、新て5社が認定パートナーとして加わりました。このプログラムは、IoT（モノのインターネット）ビジネスを推進する企業同士の連携を強化することを目的としています。新たに参加した企業は、株式会社インスタテック、株式会社現場サポート、日本ラントロニクス株式会社、北菱電興株式会社、Megaport Japan株式会社の5社です。

SORACOMの役割

SORACOMは、213の国と地域でIoT向けデータ通信を提供し、IoTシステム構築に関わる様々なサービスを展開しています。その結果、多くの企業が迅速にIoTシステムを構築し、管理することが可能となっています。特に、SORACOMのプラットフォームは、開発期間の短縮だけでなく、大規模なIoTシステムの効率的な運用を実現します。

新たな認定パートナーの特徴

1. 北菱電興株式会社

1947年に設立された北菱電興は、技術商社としてFAシステムや情報通信分野での豊富な経験を持ち、さまざまな産業の設備高度化に貢献しています。自社のIoTソリューション「S-mile」は、リアルタイムで稼働情報を可視化し、生産性向上に寄与。特に、PoCに適したポータブルデバイス「みるBox」を駆使し、現場ネットワークの迅速構築を実現しています。

2. 日本ラントロニクス株式会社

この企業は1989年に米国で設立され、産業向けのIoTおよびエッジAIソリューションを提供しています。多様なIoTデバイスやサービスを展開しており、特にゲートウェイやGPSトラッカーはSORACOMプラットフォームとの親和性が高く、安定したデータ通信を実現します。

3. 株式会社インスタテック

インスタテックは、IoTデバイスの設置から運用までをワンストップで支援する専門企業で、迅速かつ安全なIoT導入を実現するための技術ノウハウを豊富に持っています。SORACOMのサービスを利用する企業には包括的なサポートを提供し、スムーズなDX推進を支援します。

4. 株式会社現場サポート

現場サポートが提供する「現場クラウド Arune」は、IoT技術を用いたリソース管理システムで、工事現場の活動を柔軟に管理できる仕組みを提供します。これにより、稼働状況が可視化され、リソースの最適化が実現できます。

5. Megaport Japan株式会社

Megaportは、オンデマンドのネットワーク構築サービスを提供し、ユーザーにコスト効率の良いプライベートネットワークを実現します。特にSORACOMのサービスと組み合わせることで、迅速かつ安全な閉域接続の構築が可能になり、グローバルなビジネスの展開を促進しています。

SORACOMパートナースペース（SPS）について

SORACOMが提供するパートナープログラムは、デバイス、ネットワーク、セキュリティ、クラウド、アプリケーション、AIといった多様な専門領域での協業を促進します。認定済パートナーは、専門的な実績を持ち、IoT導入プロジェクトの推進に大きな影響を与えています。

今、IoTの普及が急速に進展する中、SORACOMパートナープログラムの新たな仲間たちによるさらに多彩なサービス展開が期待されます。このプログラムを通じて、企業が互いに連携しながら進化し続けるIoTの未来を切り開いていくでしょう。