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いま女子高生が愛読する本を集めた『JK本棚』

最近、女子高生の読書熱が話題を呼んでいます。その中心にあるのが、旭屋書店の期間限定企画『JK本棚』です。このプロジェクトは、本と本屋の動画投稿サイト『本TUBE』が進めているもので、特に女子高生たちのリアルな読書体験を可視化することを目的としています。2つの店舗、東京のアトレヴィ大塚店と大阪の天王寺MIO店に設置されているこの本棚は、まさに女子高生たちの選んだ本の宝庫です。

『JK本棚』の引き金となった「シンデレラフェス」

この取り組みのきっかけとなったのは、先日開催された「シンデレラフェス」という大規模な女子高生向けイベントです。このイベントでは、『本TUBE』がエントリーしていた「リトル本屋さん。」の中で、参加した女子高生たちが自分のお気に入りの本を持参することで、旭屋書店のスタッフによって選ばれた新品本と交換することができる「ブックチェンジ」というユニークな企画が行われました。この企画を通じて200冊以上の本が集まり、若者たちの反応も上々。スマホ世代と呼ばれる彼女たちが、心ある言葉で本を選ぶ様子は印象的でした。

手作りのPOPで本に個性を

アトレヴィ大塚店に設置された本棚は、女子高生たちの手によって作られたPOPで装飾されています。各本の魅力を彼女たちの言葉で伝えるこの手作りPOPは、一冊一冊の背後にあるストーリーや感情を感じさせます。『まだまだ本が好きな女子もたくさんいる！』という姿勢は、活字離れが進む現代にあって、出版業界や書店にとって非常に嬉しいニュースとなるでしょう。

お父さんたちにもオススメ

最近のトレンドとして、父親世代も娘へのプレゼント選びなどで読書が注目されています。『JK本棚』は、親子でのコミュニケーションを深める一助としても最適な場所です。本棚には、女子高生たちが分類した「今本当に読まれているもの」で溢れています。アトレヴィ大塚店は5月26日から、天王寺MIO店は6月11日から、それぞれ1ヶ月間の限定で設置される予定です。

本を愛する新世代の挑戦

読書好きJKたちが自らの本棚を埋める姿は、未来への希望を感じさせます。若者たちが本と向き合う姿勢は、今後の読書文化を支える大きな力になるでしょう。落ち着いた時間を持ち、心豊かに育っていく彼女たちの姿を、ぜひ応援したいものです。旭屋書店の『JK本棚』を訪れ、素晴らしい読書の旅に出かけてみてはいかがでしょうか？

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