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デンマークの森のようちえんから学ぶ教育の新しいカタチ

10月23日、東京・日本橋に位置するサイボウズのオフィスにて、デンマークの森のようちえんの園長リッケ・ローゼングレン氏の初来日セミナーが開催されます。このイベントは、不確実な時代を生き抜く「自分のミライを切り拓く力」を教育関係者と共に考える貴重な機会となります。

背景：不安を抱える親たちの声

近年、急速に変化する社会の中で、2020年に実施された調査によれば、実に80%の親が子どもの将来に不安を抱えていることが分かりました。多くの親が、変化の多い現代社会で子どもがどう生き抜いていくのかという点に懸念を持っています。これを受けて、保育・教育関係者がどのように子どもたちに「自分のミライを切り拓く力」を育んでいけるのか、という問いに新たな視点を提供する場として、本セミナーが企画されました。

リッケ・ローゼングレン氏の活動

リッケ氏は、北欧デンマークにて森のようちえん・シュタイナー幼児教育施設「Børneøen Bonsai」を共同設立し、20年以上にわたり保育と教育に携わってきました。彼女の著書『北欧の森のようちえん 自然が子どもを育む』は、日本語版も大好評を博し、出版からわずか1年で重版がかかるほどです。リッケ氏は、科学的エビデンスに基づいた教育アプローチを実践し、自然と共に育つことの重要性を常に探求しています。

多様な登壇者たち

セミナーには、リッケ氏の他にも多彩な経歴を持つ登壇者が参加します。NPO法人森のようちえん全国ネットワーク連盟の監事であり、青少年活動において45年以上の経験を持つ中能 孝則氏，以及専門の保育士でデンマーク留学アドバイザーの遠藤 祐太郎氏が登壇し、それぞれの視点で日本の教育の未来について語ります。

イベントの内容

このセミナーでは、以下のポイントが強調されます。
1. リッケ氏による20年以上の実践経験に基づく講演
2. リッケ氏と日本の教育・保育実践者とのクロストーク、実践に役立つ内容を共有
3. 国内外の実践者とのネットワーキング、コミュニティ構築の場

開催は2022年10月23日（日）13:00から17:00まで。参加費は4000円で、保育・教育関係者や子どもに関わる方々全般を対象としています。参加希望者は、Peatixからの申し込みが可能です。

主催者からのメッセージ

本セミナーは、リッケ氏の来日が新型コロナウイルスの影響で何度も延期されてきた後、ようやく実現したものです。国を超えて教育実践者がつながり、経験を共有することで、保育・教育の未来がより豊かになることを願っています。

会場について

今回のセミナー会場であるサイボウズ東京オフィスは、「Big Hub for Teamwork」をコンセプトにした先進的な職場環境で、参加者が自由に交流できるスペースを提供します。参加者は他の関係者とつながることで、より広い視野を持つ機会を得られることでしょう。

本イベントは、北欧の教育や学びに触れる貴重な機会となります。ぜひご参加ください。

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