タカハシガリレイの新たな挑戦
2023年、タカハシガリレイ株式会社が冷凍パン生地メーカーである株式会社イズムに新型スパイラルフリーザー「SPIN SHOCK®TYS」の初号機を納入しました。これにより、パン生地製造の現場では、生産性の向上が期待されています。本記事では、このフリーザーの特徴や導入の背景、導入後の成果を詳しくお伝えします。
導入の背景
株式会社イズムは1998年から利用してきたスパイラルフリーザーの性能が低下し、洗浄の効率が悪化するという課題を抱えていました。特に排水性の問題や、長時間かかる洗浄作業が、経営上も困難をもたらしていたのです。そこで、私たちの新しい製品に注目が集まりました。
イズム様はFOOMA JAPAN 2023でタカハシガリレイのブースを訪れ、私たちの製品が競合と比べても優れている点に気づきました。特に、冷却性能とメンテナンスのしやすさが評価され、導入が決定されました。
新型フリーザー「SPIN SHOCK®TYS」の特徴
新型フリーザーは、洗浄と凍結効率の両面で劇的な改善を実現しました。具体的には、洗浄時間と凍結時間を約50%短縮しています。
洗浄効率の向上
シンプルな構造が評価されており、風向調整板が無いため、アクセスが容易になったのがポイントです。また、観音扉の設計により作業性が向上し、高圧洗浄が可能になりました。この結果、従来に比べて洗浄時間が約半分に削減されています。
凍結時間の短縮
冷風の循環にこだわった設計が功を奏し、凍結時間はなんと23分まで短縮されました。これにより生産性も飛躍的に向上します。従来の機器で約50分かかっていたのが一気に効率化されたのです。
省スペースの実現
従来の横設置からスパイラルコンベアの上部への配置により、機械の幅は2メートル以上もコンパクトになりました。また、搬出口の高さが約1メートル低くなったことで、作業の安全性も増しています。
お客様からの声
イズムの常務取締役である勇智之様は、タカハシガリレイのサポート体制について言及しました。商談から導入、アフターサービスまで、組織的な対応が非常に信頼できたと評価しています。従業員からも「扱いやすく、洗浄しやすい」という声が多く聞かれています。
技術設計者の視点
タカハシガリレイの技術設計部門では、効率よく冷風を循環させる設計を徹底的に追求しました。オリジナルのフリーザーが生産現場でどのように役立つかを見据え、試行錯誤の末に生み出された製品です。
FOOMA JAPAN 2026での展示
新型スパイラルフリーザーのデモ機は、2026年6月2日から5日まで東京ビッグサイトで開催されるFOOMA JAPAN 2026でお披露目されます。この機会にぜひ、来場されることをお勧めします。
運用について
このフリーザーは受注生産であり、顧客の要望に応じた最適な仕様が提案されます。興味がある方は、タカハシガリレイまでお問合せください。
会社概要
タカハシガリレイ株式会社は大阪市西淀川区に本社を構え、トンネルフリーザーなどの食品製造プラント設計・製作を行っている企業です。タカハシガリレイの新しいフリーザーが冷凍パン生地製造の未来を切り開く鍵となることを期待しています。