エルテスとフーモアが共に開発したSNSリスク教材『リスコミ』第二弾を発表

SNSリスクを学ぶ新しい手法

株式会社フーモアと株式会社エルテスが共同で開発した、SNSリスク教育を目的としたマンガ教材『リスコミ』の第二弾がリリースされました。この教材は、企業が直面するデジタルリスクを理解し、対策を学ぶための新たなツールとして注目されています。

背景

マンガを用いた教育は、特に若年層に対して効果的であるとされています。フーモアは過去に、SNS炎上リスクや情報漏洩リスク、コンプライアンス違反についての教材を提供しており、これらは多くの企業や団体で活用されてきました。特に飲食業や小売業界では、アルバイトスタッフが多く、リスク教育が急務であるため、この形式は大変重宝されています。

エルテスとの提携を通じて、SNSリスクに留まらず、企業が抱える様々なリスクについての教育を強化する必要性が高まり、今回の新作がリリースされることとなりました。

第二弾の教材ラインナップ

新たに発表された教材は、以下の2つです：

1. SNS他社誹謗中傷リスク
最近では、個人の不適切なSNS利用が公な場での企業イメージに悪影響を及ぼすことが多くなっています。この教材では、どのように誹謗中傷が企業に及ぼす影響を防げるかを学びます。このリスクを理解することで、企業の信頼性を守るための知識を深めることができます。

2. 内部情報持ち出しリスク
サイバー攻撃だけでなく、社内の従業員による情報漏洩も大きなリスクです。特に、最近では多くの人が転職を選ぶ時代に入り、内部情報が持ち出される事例が増えています。この教材は、従業員が持つべき情報管理の知識と意識の重要性を促します。

マンガで学ぶメリット

1. 疑似体験

マンガの形式でケーススタディを提示することで、実際にトラブルが発生した場合の影響を具体的に想像しやすくなります。失敗を未然に防ぐための学びを提供します。

2. 興味を引く

マンガという娯楽として受け入れられる形式は、従業員の関心を引きつけます。学ぶ意欲を高めるきっかけとして役立つでしょう。

3. 理解を深める

難解な内容もストーリー仕立てにすることで、わかりやすく伝えることが可能です。社員が必要な情報を受け取る障害を取り除きます。

エルテスとフーモアの役割

エルテスは、デジタルリスクから企業を守るソリューションを提供し、デジタル時代の安全保障を目指しています。また、フーモアはエンターテインメントを通じて、企業の課題を解決するクリエイティブなソリューションを提供しています。

このコラボレーションにより、リスコミは企業のリスク教育をより効果的に実現するための強力なツールとなっています。両社は、デジタルリスク教育の重要性を再認識し、さらなる教材のラインナップ拡充を目指しています。