人事院公表の「公務員白書」にワンキャリアのデータ提供

ワンキャリア、人事院の「公務員白書」に調査データを提供

株式会社ワンキャリア（本社：東京都渋谷区、CEO：宮下尚之）は、2025年6月6日に人事院が公表した「令和6年度年次報告書」（令和7年版公務員白書）に自社の調査データを提供したことを発表しました。この報告書は、公務員の採用や人材マネジメントに関する大切な指針を示すものであり、ワンキャリアのデータ提供は公務員業界における人材確保の課題解決に寄与するものと期待されています。

人事院の年次報告書とは

人事院の年次報告書は、公務員の人事行政において重要な役割を果たしています。この報告書では、人事院の業務状況のほか、国家公務員の人事に関する現状や今後の展望が詳細に説明されています。近年では、国家公務員採用試験の課題や公務組織内の人材マネジメントにおけるデジタル技術の活用が取り上げられており、特に人材確保の重要性が高まっています。

提供された調査データの内容

今年の年次報告書では、「公務のブランディング」という特集が組まれ、ワンキャリアは「ONE CAREER」に登録している2021年卒以降のユーザーによるクチコミ情報を提供しました。具体的には、説明会やインターンシップ、本選考におけるフィードバックが含まれており、中央省庁や人気業界である総合・ITコンサルタント、総合商社の評価を算出・分析しました。

その結果、総合・ITコンサルタント及び総合商社は、インターンシップや本選考を経るごとに評価が上昇する一方、中央省庁は評価が下がる傾向にあることがわかりました。このデータは、就活生の視点から見る公務員という職業の魅力に関する貴重な情報となっています。