Dual Bridge Capitalの新ファンド
2023-10-04 10:00:03

Dual Bridge Capitalが企業支援を強化するために1号ファンドを設立

Dual Bridge Capital、1号ファンド設立の意義



ベンチャーキャピタルの株式会社Dual Bridge Capitalは、約30億円の規模を持つ1号ファンドを設立しました。企業の成長を支援し、次世代の経営者を育てることを使命としたこのファンドは、特にシード及びアーリーステージ企業へのリード投資を行うことが特徴です。さらに、IPO直前のレイターステージ企業への投資も計画しており、幅広い企業成長の可能性を見据えています。

ファンド設立の背景には、日本のスタートアップ業界が抱える課題「魔の川」と「死の谷」があります。いずれも創業初期やIPO直後に経営者が直面する難題で、これを乗り越える架け橋となることを目的としています。Dual Bridge Capitalの名前にもこの意図が込められています。

投資先企業の選定



現在、中央リンケージ株式会社と株式会社WIREBASEの2社に対する投資を決定しており、それぞれが各分野でのイノベーションを推進しています。中央リンケージはバイオ原料のサプライチェーンを最適化し、WIREBASEは建設業界におけるデジタルトランスフォーメーションを目指しています。これらの選定にあたっては、Dual Bridge Capitalが築いてきたネットワークと資源を活かし、企業経営に向けた実践的な支援を提供します。

経営支援のメカニズム



ファンドの強みは、ビジョン共感型企業群としてのミダスキャピタルグループのリソースを最大限に活用できる点にあります。実績ある経営人材の採用支援や成長戦略の構築に力を入れ、企業の競争力を高める支援を行います。このようなサポートにより、投資先企業は単に資金を受けるだけでなく、持続的な成長を遂げるための戦略的な基盤を構築することができます。

ハンズオンでの支援体制



Dual Bridge Capitalでは、相互に補完し合う経験を持つ代表パートナーの伊東駿と寺田修輔が中心となり、数々の企業に対してアドバイスを行っています。伊東氏は、フューチャーベンチャーキャピタルやニッセイ・キャピタルの経歴を持ち、寺田氏もシティグループ証券やじげんでの実績が光ります。彼らの多様なバックグラウンドは、投資先に対する独自の視点と価値を提供します。

今後の展望とイベント



Dual Bridge Capitalは、2024年春にファイナルクローズを行い、最大75億円に達することを見越しています。それに向けた募集中で、将来的な投資を希望するスタートアップ向けの説明会をオンラインで開催することも決まっています。このウェビナーでは、ファンドの詳細や投資方針を共有し、多くの起業家たちに実際の投資機会を探る場を提供します。

さいごに



Dual Bridge Capitalの1号ファンドは、世代や産業を超えて活躍する経営者や企業を育成する大きな一歩となります。私たちは、新しい資金提供の枠を超え、企業に寄り添った支援を実現することで、未来のビジネスの礎を築いていきます。


会社情報

会社名
株式会社Dual Bridge Capital
住所
東京都渋谷区松濤1丁目29番1号渋谷クロスロード6階
電話番号

トピックス(エンタメ)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。