軍艦島×フォートナイト
2025-01-20 14:22:09

世界遺産軍艦島がフォートナイトで体験できる新たなプロジェクト

世界遺産「軍艦島」とフォートナイトの革新



長崎市が管理する世界遺産「明治日本の産業革命遺産」の一部、通称「軍艦島」が、2025年1月20日(月)14時より、Epic Gamesが提供する人気オンラインゲーム「フォートナイト」の常設ステージとして公開されます。このプロジェクトは、世界遺産登録から10周年を目前に控えた記念すべき取り組みで、プレイヤーに新たな体験を提供します。

GUNKANJIMA ARCHIVEの魅力



「GUNKANJIMA ARCHIVE」と名付けられたこの新たなステージでは、かつての炭鉱の島としての姿を3Dスキャン技術でリアルに再現しています。プレイヤーは、通常は立ち入り禁止となっているエリアを含む全域を自由に探索できます。軍艦島上空からの眺めを楽しんだり、ゲーム内のボートで島を周遊するなど、現実では味わえない新たな体験が可能です。

また、全13箇所設けられたチェックポイントでは、軍艦島に関する情報を収集できるため、ゲームを楽しみながら学ぶこともできます。この新たなコンテンツは、今後さらなるコンテンツ追加も予定されており、さらなる楽しみが待っています。

ゲームの収益と現実世界の貢献



「GUNKANJIMA ARCHIVE」でのプレイに伴い、フォートナイトの収益が還元される仕組みが構築されています。これは国内初の試みで、プレイヤーが楽しむことで、その利益が軍艦島の保存・活用に繋がります。歴史的な文化遺産の保全や修復、観光利用に役立つこの仕組みは、新たな保全モデルとして注目されています。

現在と未来の軍艦島



かつては5,000人以上が暮らし、炭鉱の島として栄えた軍艦島は、1974年に炭鉱が閉山されてから無人島となり、既に50年以上が経過しています。この間、老朽化が進み、限られたアクセスの中で訪れることが難しい場所となりました。しかし、デジタルアーカイブ技術の進歩により、今や軍艦島はリアルとデジタルが融合した新たな形で再生されています。

「ヘリテージ・データバンク」は、デジタルアーカイブとクリエイティブデザインを通じて、文化遺産の保存と新たな活用方法を模索しています。ゲームを通じて、文化遺産の保護と未体験の楽しみを融合させたこのプロジェクトは、地域の文化を新たに発信する力を秘めています。

まとめ



「GUNKANJIMA ARCHIVE」は、ただのゲームステージではなく、プレイヤーが歴史を感じ、未来の文化遺産の保存へと繋がる重要な試みです。2025年の新たな体験に向けて、ぜひ期待しておいてください。


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