ドルトン東京学園中等部・高等部の社会貢献活動
2025年3月16日、特定非営利活動法人せいぼが主催するイベントが、東京都内のドルトン東京学園中等部・高等部で開催されました。この日は、学校の探究学習プログラム「テーマラボ」に参加する生徒たちが中心となり、アフリカのマラウイ共和国に住む子どもたちへの学校給食支援を目的としたコーヒー販売を行いました。これにより、多くの生徒が社会課題に対する理解を深め、自ら行動する力を育む貴重な機会となりました。
学校給食支援の背景
アフリカは、現在も多くの地域で食糧問題や教育の必要性が高まっています。特にマラウイでは、学校給食が子どもたちの学びを支える重要な役割を果たしており、栄養が供給されることで、学業にも好影響を及ぼします。このような背景を理解した生徒たちは、セイボとの協働のもと、自らの力で支援活動を企画し、実行することに決めました。
準備に向けた取り組み
コーヒー販売イベントの準備には5回の事前ミーティングが行われ、生徒たちはマラウイの教育や栄養問題について深く学びました。さらに、ポスター制作や広報活動、オンライン発信、販売戦略の立案にも積極的に取り組み、自身たちのプロジェクトを盛り上げるための努力を重ねました。生徒たちが主体的に取り組む姿勢は、他の学生たちにも良い影響を与えました。
販売イベント当日
販売当日、学内外から多くの来場者が訪れ、賑わいを見せました。生徒たちは自分たちが準備したコーヒーの特徴や、マラウイの学校給食支援の意義を訪れた方々に丁寧に説明しました。その結果、わずか4時間の販売活動で、学校給食約2400食分に相当する売上を達成することができました。この成功は、生徒たちにとって大きな励みとなり、自らの小さな行動が大きな支援につながることを実感する貴重な体験でもありました。
セイボの活動と今後の展望
特定非営利活動法人せいぼは、アフリカの子どもたちに毎日学校給食を届けることで、教育を受ける力を支える活動を続けています。今回のドルトン東京学園での取り組みは、未来を担う若者たちが自ら社会課題に向き合い、行動する力を身につける貴重な機会となりました。今後も同団体は多様な教育機関や地域と連携して、子どもたちの可能性を広げる支援を展開し続けます。
この活動を通じて、学生たちは身近な問題に目を向け、自分たちにできることを学ぶ機会を得ることができました。社会貢献の重要性を深く理解し、未来のリーダーとして必要な意識が育まれることが期待されます。今後も、ドルトン東京学園の生徒たちがどのように成長し、社会に貢献していくのか注目していきたいと思います。
この活動に関する詳細やご質問は、特定非営利活動法人セイボまでお寄せください。