オンライン講座で学ぶ音楽ストリーミングマーケティングの新常識

New Standard Music Marketing 2020が始まります！

一般社団法人Independent Music Coalition Japan（IMCJ）は、音楽ストリーミング配信をテーマにしたオンライン講座「New Standard Music Marketing 2020」を今年の10月からスタートさせることを発表しました。この講座では、世界的に注目されている音楽ストリーミングのマーケティングに関する情報を提供し、参加者に最新の技術や手法を学んでもらうことを目的としています。

音楽ストリーミングの急成長

昨今、音楽ストリーミングサービスの需給は急速に拡大しています。2019年の調査によると、ストリーミングによる売上は音楽全体の56.1%を占めており、CDや配信などの他の媒体よりも高い成長率を示しています。しかし、日本の音楽市場は依然としてフィジカル商品が主流であり、音楽全体の売上は前年に比べマイナスとなっています。とはいえ、ストリーミング売上は毎年着実に増加しており、2020年第1四半期には前年同期比132%の伸びを記録しました。このトレンドを背景に、IMCJは音楽業界の関係者に向けた実践的な講座を開くことにしました。

講座の主旨と目的

本講座では、音楽の流通様式とマーケティングの手法が変化する中、ストリーミングサービスやSNSを活用した新たなマーケティングテクニックを学びます。特に、アーティスト自身がSNSを通じて音楽を拡散し、ファンとのつながりを強化する方法についても深く掘り下げます。

オンラインでの講座は90分間の内容で構成されており、毎回異なるテーマが扱われます。プロの音楽マーケティング方針や、データ分析を活用した戦略について学ぶことができ、最先端の知識を身に付ける貴重な機会です。