医師のオンライン研修「メドトレ™」が始動
curewith株式会社(東京都品川区、代表取締役:野田良博)は、新しい医師向けオンライン研修サービス「メドトレ™」を発表しました。このプログラムでは、形成外科に焦点を当てた「Basicコース」が公式にリリースされ、医療機関で求められるスキル向上を目的としています。
研修サービスの背景
医師がスキルを磨く方法には、独学と対面での研修があります。しかし、独学は実践的な能力に結びつきにくく、外部研修へ出向くには多大な労力が必要です。特に地域医療に従事する医師は忙しい日常から代診を確保し、外部研修を受けることが難しくなっています。このような状況を打破すべく、「メドトレ™」が開発されました。
「メドトレ™」の特徴
「メドトレ™」の「形成外科Basic」コースは、診療および手術に即した重要な判断を選択式問題でシミュレーションすることで、効果的にスキルを習得できる機会を提供します。受講者は実際の医療現場で役立つ知識を身に付け、適切な判断力も鍛えられます。
コース内容
このコースでは、以下の内容が含まれています:約2か月の期間で修了します。
- - 外来ケース: 62例(主に外傷や皮膚腫瘍など)
- - 病棟ケース: 8例(褥瘡や創離開など)
- - 処置・手術: 9例(生検、陰圧閉鎖療法など)
- - ミニレクチャー: 9回分(器械や外用薬について)
- - ワークショップ: 3回分(実技練習)
受講者は一年間にわたり、コンテンツを繰り返し利用可能で、常に最新の知識にアクセスできます。
特に内科出身の医師や、確保が難しい外科医師にとって、非常に有用なプログラムと言えるでしょう。
料金プラン
メドトレ™の利用には、二つのプランがあります。
- - コンテンツのみ: 29,800円(税込)
- - 専門医サポート付: 98,000円(税込)
サポートプランでは、週1回のオンライン指導を受けられて、個々のニーズに応じた指導が行われます。
特別料金の提供
医師不足が顕著な地域の医療機関には特別料金が適用され、今後地域医療の発展へと寄与することが期待されています。
対応医療機関には、県が指定する「へき地医療拠点病院」や「設置される診療所」が含まれます。
未来への展望
curewith株式会社は、全国の大学病院と連携しながら、さらなるコンテンツ開発を進める意向を示しています。「メドトレ」の商標もすでに出願中であり、今後の展開に注目です。
医療の質を向上させるため、curewith株式会社は引き続き「自分のまちで完結できる医療を増やす」ことをミッションに掲げ、医療資源の管理を効率化し、持続可能な地域医療の実現に向けて邁進しています。
関連情報については、公式ウェブサイトをご覧ください。詳細やお申し込みは
こちら から確認できます。