発達性協調運動症(DCD)専門の医療と運動療育が一体となったプログラム開始！｜ MTXスポーツ・関節クリニック

発達性協調運動症(DCD)専門の医療と運動療育が一体となったプログラム開始！

東京都千代田区にある「MTXスポーツ・関節クリニック」は、2023年6月から児童精神科を開設し、発達性協調運動症（DCD）のお子様向けに、診察とうんどう療育を組み合わせたMTX式運動療育プログラムを提供開始しました。

このプログラムは、児童精神科医の斉藤まなぶ医師（弘前大学大学院教授）の監修のもと、MTXアカデミーと共同開発されたもので、お子様の運動機能向上や自信の向上を目指しています。

発達性協調運動症(DCD)とは？

DCDは、日常生活における手と手、手と目、足と手などの協調運動に、年齢や知能から期待されるものよりも不正確さや不器用さ、困難さが現れる発達障害です。日本全国の5～11歳の児童の5～6％に発症するとされています。

DCDの症状は年齢によって異なります。乳児期には、母乳やミルクの飲みづらさ、寝返りの困難さ、はいはいやお座りの困難さなどがみられます。幼児期には、一人歩きが遅い、発音が不明瞭、食べこぼしが多い、寄りかからずに座るのが不安定など、学童期には、体育が苦手、ひもが結べない、文具や工具の使用が苦手などがみられます。

DCDの原因は、脳がイメージする運動予測と体の動きを協調させる過程の障害であると考えられています。DCD発症の児童の約50～70％は青年期になっても症状が残存し、学習障害が併存したり、不登校や引きこもりなどの二次的な心理・社会的問題に発展することもあります。

MTX式運動療育プログラムの特徴

MTX式運動療育プログラムは、DCDの症状に対してアプローチするプログラムです。

特徴は以下の3点です。

1. 医療・療育が一体のプログラム: 初診時、プログラム終了時の診察と、療育プログラムが含まれています。
2. 楽しみながら学べる: MTXアカデミーで培った経験を生かし、飽きずに楽しめるプログラム内容となっています。
3. 医師によるサポート体制: 3か月間のプログラム期間中、いつでも児童精神科医がオンラインで診療できるサポート体制です。

プログラム概要

MTX式運動療育プログラムは、3か月～6カ月の期間で、すべて1対1のパーソナルプログラムです。スクリーニングテストと医師診察によって内容が決定されます。

料金:
8回コース: 147,840円（税込）
12回コース: 197,120円（税込）

内容: スクリーニングテスト2回／医師診察（保険診療）2回／運動療育 1時間×（8回または12回）

診察はMTXスポーツ・関節クリニック、スクリーニングおよび運動療育はMTXアカデミーにて実施されます。

担当医師：斉藤まなぶ医師

斉藤まなぶ医師は、MTXスポーツ・関節クリニックの非常勤医師（児童精神科）であり、弘前大学大学院教授・保健学研究科・医学部心理支援科学科子どもの発達支援研究室に所属しています。

「からだを動かす楽しみを育んでいきたい」という理念のもと、運動の苦手なお子さんたちに特化して診察を行っています。運動能力や行動特性を含めたスクリーニングを行い、お子様のプロフィールを詳細に分析して、有効な運動療法をご提案します。

MTXスポーツ・関節クリニック概要

開院：2023年8月
院長：富岡義仁
所在地：東京都千代田区麹町6丁目4-16 ESCARIER麹町２階
ホームページ：https://mtx-clinic.jp
児童精神科紹介ページ：https://mtx-clinic.jp/dcd/

MTXアカデミー概要

設立：2020年4月
代表者：内田泰貴
所在地：東京都千代田区六番町1-15 六番町プレイス
ホームページ：https://mtx-academy.movetex.co.jp/
事業内容：テクノロジーとスポーツを融合し、身体を動かすことの感動体験を提供するトレーニングメニュー、コンディショニングプログラム、ヘルスケア事業を展開。