広島発の製造業向けAI教育プラットフォーム開発へ挑戦
広島市に本社を構える株式会社ヒロテックは、広島県が主催する「ひろしまAIサンドボックス」第2期において、新たに製造業向けの海外人材教育プラットフォームの開発プロジェクトが採択されました。当プロジェクトは、広島発のシステム開発会社、株式会社Shared Valueと協業し、実証実験を開始する予定です。
プロジェクトの目的と背景
製造業は、近年、海外からの人材を受け入れる機会が増加しています。しかし、その一方で教育に関する課題が顕在化しています。特に、言語の壁や教育内容の標準化が問題視されており、特に少数言語への対応や、安全・品質に関する教育の均一性が求められています。これらの課題を解決するために、ヒロテックは社内新規事業プログラム「HIROTEC neXt Biz Challenge」を通じて、新しい教育プラットフォームの開発に取り組むことになりました。
AIを活用した多言語教育
新たに開発される「製造業向け海外人材教育プラットフォーム」は、製造現場での研修や業務上のコミュニケーションで得られた日本語の音声データを解析し、AIによって多言語対応のコンテンツを自動生成する仕組みです。これにより、安全や品質教育を効率よく行うことができ、実際に現場で働く海外人材の成長を支援します。
実証実験とサービス内容
株式会社Shared Valueとの協力により、ヒロテックは自社工場での実証実験を行います。この実証実験では、実際の研修現場で機能の使いやすさや生成されるコンテンツの質、教育効果を評価します。音声データの解析から作成される内容には、作業手順や安全上の注意点の整理、ナレーション動画、理解度確認用のクイズが含まれ、海外人材が効果的に学べる環境が整えられます。また、多言語対応とするために、英語、インドネシア語、ベトナム語、タガログ語、ビルマ語などが予定されています。
ヒロテックの3つの強み
1.
実証フィールドでのコンテンツ作成: 実際の研修現場で評価を受け、迅速に内容改善を行います。
2.
幅広い業界に対応可能な教育テーマ: 安全教育や品質管理など、他業種への応用が可能なコンテンツを目指します。
3.
伴走支援による効果的な導入: 他の企業が同様の課題を抱えている場合にもサポートを行い、効果的な導入を目指します。
今後の展開と試験導入の募集
ヒロテックは今後、社内でのテスト利用を経て、時期を見計らって段階的な試験運用に移行する予定で、2027年2月頃のサービス提供開始を目指しています。さらに、試験導入を希望する企業を対象にした無料相談会も実施し、限られた企業に対して詳細な支援を行います。興味のある企業は、申込リンク(
申込リンク)からお問い合わせください。
「ひろしまAIサンドボックス」について
「ひろしまAIサンドボックス」は、広島県内の産業や地域課題を解決するために、AIを活用したソリューションを提供する取り組みです。全国のAI開発者を広島に集結させ、新たなイノベーションを生み出すことを目指しています。第2期では17件のプロジェクトが採択され、その中に今回のヒロテックの教育プラットフォーム開発が含まれています。地方からの革新的な取り組みが、全国に影響を与える日も近いかもしれません。