持続可能な新商品発表
2024-12-05 11:34:48

地域資源を活かした持続可能性への挑戦と新商品発表

アサヒユウアスとヤマハ発動機が共創



アサヒユウアス株式会社が、ヤマハ発動機株式会社との協力を通じて、静岡県森町の地域資源を活用した新しいプロジェクトを発表しました。その内容は、リユースカップ「森のタンブラー 森町」およびサステナブルクラフトビール「森あかり」の開発です。これらの商品は、12月19日に開催されるヤマハ発動機のイベント「共創 Meet-Up」で初めて提供される予定です。

リユースカップ「森のタンブラー 森町」詳細



この「森のタンブラー」は、木材を加工する際に出る端材やおがくずを51%使用したリユースカップです。目を引くのは、ヤマハ発動機の横浜オフィスにある共創スペース「YAMAHA MOTOR Regenerative Lab」のロゴが描かれたパッケージ。これは使い捨て容器に頼る消費スタイルを変革し、持続的に使用可能な飲料容器として新たな価値を提供することを目的としています。

森町の地域特性を生かし、ヤマハ発動機はこのリユースカップの開発に注力し、環境保全活動との連携を図っています。古くから林業が盛んなこの地域で、ヒノキやスギといった地域材を使用することで、地域資源の有効活用に寄与しています。

サステナブルクラフトビール「森あかり」について



この新たなクラフトビール「森あかり」は、静岡県に自生するクロモジの枝を約3kg使用し、さわやかな香りとすっきりとした味わいが特徴です。これまで主に楊枝や箸、お茶として活用されていたクロモジを、クラフトビールの原料として新たに活用する試みです。この企画では、アサヒユウアスがヤマハ発動機のアドバイザーとして関わり、東京・北千住にあるクラフトビール醸造所・さかづきブルーイングがレシピを手がけました。

「共創 Meet-Up」についての情報



「共創 Meet-Up」は、自然再生や共創をテーマとしたビジネスマッチングイベントであり、ヤマハ発動機が主催します。新たなビジネスモデルやサステナビリティ施策に取り組む企業、自治体などが参加し、トークセッションや交流会を通じて新たなアイデアや連携を探ります。このイベントは12月19日18:30から横浜市の「リジェラボ」で開催され、アサヒユウアスが企画運営を担当します。

入場料は税込1,500円(学生500円)で、「森のタンブラー 森町」と「森あかり」、さらには軽食やソフトドリンクが含まれています。この機会に新しい価値を思索し、業界の仲間たちと共に未来を見据えたアイデアを交わす場を提供します。

アサヒユウアスの未来に向けた取り組み



アサヒユウアスは2022年に設立し、持続可能性をテーマにした様々な商品やサービスの開発に取り組んでいます。「森のタンブラー」と「森のマイボトル」に始まり、廃棄される食材を利用したクラフトビールの製造を行っています。また、プラスチック素材のリサイクルに取り組む「plaloopプロジェクト」も推進中で、環境問題解決に向けた具現化を目指しています。

地域資源の活用と持続可能な商品開発を通じて、私たちの社会に新たな価値を提供し続ける事業者として、今後も様々な挑戦を行っていく予定です。


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会社情報

会社名
アサヒグループホールディングス株式会社
住所
東京都墨田区吾妻橋1-23-1
電話番号

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