東京港のオフピーク搬出入モデル事業
東京都が進める「令和6年度 東京港オフピーク搬出入モデル事業」が選定され、実施に向けた準備が進められています。目的は、午後や夕方に集中するトラックの来場時間を分散させ、コンテナターミナルの混雑を解消することです。これにより、荷主や物流事業者双方の課題を解決し、より快適な搬出入を実現します。
プロジェクトの概要
1. プロジェクト名
「複数企業連携による東京港オフピーク輸送プロジェクト」として、多数の荷主企業と物流企業が連携する形で進められます。
2. 提案企業
今回、提案した企業は、株式会社クボタを代表とし、本田技研工業株式会社、コマツ、三桜工業株式会社、白石カルシウム株式会社、株式会社鶴見製作所、吉田運送株式会社、みなと運送株式会社、鈴与株式会社、株式会社日新など、国内の主要企業が名を連ねています。
3. 事業概要
このプロジェクトによって、混雑が避けられる夜間を利用し、内陸と東京港の間の輸送が効率化されます。また、コンテナターミナルの搬出入は、比較的空いている午前中に行うことで、混雑を回避します。予定されている実施期間は、令和6年9月から令和7年2月までです。
プロジェクトの実施体制
事業プロモーターには株式会社野村総合研究所が選ばれ、プロジェクトの伴走支援を行うことになっています。このサポートを受けることで、よりスムーズな実施が期待されています。
この取り組みは、「未来の東京」戦略の一環として位置づけられており、都市機能のさらなる向上を目指しています。
東京物流ビズとは
「東京物流ビズ」とは、都民の生活や経済活動を支える社会インフラとしての物流を維持し、効率化を図る重要なプロジェクトです。このプロジェクトを通じて、物流の社会的なムーブメントを生み出すことを目指しています。
更なる詳細に関しては、都の公式サイトを参照することをお勧めします。
お問い合わせ
本件に関する問い合わせは、東京都港湾局港湾経営部振興課まで、電話番号03-5320-5549で受け付けています。