「メタファー」ライブ
2025-12-03 18:21:50

朗読と生演奏、舞踊が交錯する「メタファー:リファンタジオ」ライブ報告

「メタファー:リファンタジオ リーディングライブステージ」レポート



11月15日と16日の両日、神奈川県のKAAT神奈川芸術劇場にて、朗読、生演奏、舞踊が融合した新感覚の舞台「メタファー:リファンタジオ リーディングライブステージ」が上演されました。本公演は、株式会社HIKEが主催し、様々な表現技法を取り入れた魅力的な内容となっています。このレポートでは、初日の2nd公演の模様を詳しくお伝えします。

コラボレーションが生む新たな世界



公演は、株式会社アトラスによるRPGゲーム「メタファー:リファンタジオ」が原作。作品は、日本ゲーム大賞2025において年間作品部門の大賞を受賞したことでも注目を集めています。この舞台版では、声優陣による生朗読に加えて、生演奏と舞踊が加わり、物語の世界観を立体的に表現しています。

主なキャストには、ウィル役の花江夏樹、ガリカ役の諸星すみれ、ストロール役の小野賢章、ヒュルケンベルグ役の早見沙織、グライアス役の稲田徹の5名が名を連ねました。生演奏には、Ayasa(ヴァイオリン)、髙月怜(チェロ)、中村有里(サックス)、紅維流星(ピアノ)が参加し、舞踊担当の岡本優が振付けを行いました。

生演奏と舞踊が織りなす臨場感



開演前、ステージに映し出された映像は、幻想的なアカデメイアの世界を感じさせました。観客は主人公が「幻想小説」を朗読する過程で、物語の中に引き込まれる体験を味わいます。ウィルが呪いを解くために王都に潜入するという物語が始まり、視覚、聴覚ともに刺激的な体験が展開されました。

物語が進む中、ウィルと彼の相棒であるガリカのキャラクター描写が生き生きと表現され、観客は声優陣の熱演によって二人の関係を深く理解することができました。特に、ウィルの内なる熱さやガリカの温かさが、花江と諸星の自然な掛け合いで際立ちました。

ウィルが出会う貴族のストロール役を演じた小野の熱演も光り、視覚的な要素が絡み合い、貴族の特徴が生かされた衣装も注目です。肝心のバトルシーンでは、相手との掛け合いが非常に刺激的で、緊張感が漂いました。

音楽が引き立てる物語の魅力



原作で「この世に初めて生まれた魔法は、音楽」と語るガリカの言葉が表現されるように、音楽の力が強く作品に反映されています。生演奏は、舞台の様々なシーンで緊張感を生み出し、ゲームの音を忠実に再現した戦闘SEがバトルシーンの迫力を支えました。

また、映像演出も見事で、ガリカの動きや戦闘シーンは、観客の没入感を高める重要な役割を果たしています。特に、ステージに現れた正体不明の敵が映し出される瞬間は、圧倒的な迫力を持っていました。

舞台の魅力を体感した観客からの反響



「メタファー:リファンタジオ リーディングライブステージ」は、単なる朗読劇や演奏にとどまらず、舞踊が加わることで全く新しい次元の体験を提供します。声、音楽、舞踊が一体となり、舞台ならではの迫力を感じることができます。観客は、ゲーム原作ならではの楽しさを堪能しつつ、臨場感あふれる「ライブ」を体験できたことでしょう。

公演は好評をいただき、パンフレットやグッズの追加販売も行われています。「メタファー:リファンタジオ」がもたらす新たな体験を通じて、参加者は心に残る思い出を作ったに違いありません。


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会社情報

会社名
株式会社HIKE
住所
東京都新宿区西新宿3-2-4JRE西新宿テラス4F
電話番号

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