京都・北野天満宮 新年の縁起物授与がスタート
新しい年を迎えるにあたり、京都・北野天満宮が伝統的な正月縁起物の授与を始めました。参拝客が次々と訪れる授与所では、2015年の新たな授与品が登場し、正月を祝う雰囲気が漂っています。特に注目されるのが、北野天満宮を代表する「大福梅」です。
大福梅の魅力とその歴史
「大福梅」は、約6粒がセットになって700円で販売されています。この梅は、平安時代から元旦の朝に白湯やお茶に入れて招福息災を祈る習慣と深い結びつきがあります。御利益を願いながら、一年の無事を祈るという日本の伝統が息づいているのです。
伝統を受け継ぐ新しい授与品
北野天満宮では、他にも様々な新年の授与品が揃っています。例えば、祝箸は200円で、神が使うとされる伝統的な両口箸が特徴です。箸袋が上に向く形で新調されており、京都の風情を纏っています。また、屠蘇は500円で販売されており、鬼を退治し心身を蘇らせるという意味合いがあります。これらの品々は、ただの縁起物ではなく、日本の文化が凝縮された品々です。
ことはじめセットの登場
さらには、すべての授与品が盛り込まれた「ことはじめセット」が新たに発表され、3000円で購入することができます。このセットには、大福梅、祝箸、守護縄、屠蘇、清め塩が含まれ、正月を豊かに彩ります。特に、守護縄は無病息災や交通安全の祈願をするために、玄関や車に飾ると良いでしょう。
参拝客で賑わう北野天満宮
現在、北野天満宮の授与所は多くの参拝客で賑わっており、年末挨拶時の贈答品としても需要が高まっています。12月特有の雰囲気の中、巨大絵馬が掲げられ、迎春準備が着々と進められています。「ことはじめセット」で新年のスタートを祝うことは、現代のライフスタイルに合わせつつも、伝統を見直す良い機会と言えるでしょう。
授与品の入手方法
頒布は、2015年12月13日(日)から始まり、なくなり次第終了となりますので、この機会を逃さず手に入れてみてはいかがでしょうか。授与場所は北野天満宮の授与所をはじめ、境内の各所に設けられています。詳細は北野天満宮の公式WEBサイトをチェックしてください。
この新年、素晴らしい始まりを迎えるために、北野天満宮の縁起物を手に取ってみませんか?