新しい間取り作成法
2019-05-07 15:08:52
注文住宅の新スタイル、建築家による間取り制作実験が始動
注文住宅の新しいスタイル: 建築家による間取り制作実験がスタート
株式会社新昭和ウィザース東関東が、千葉県内で「ウィザースホーム×madree」という新たな実証実験を始めました。このプロジェクトは、これまで営業担当が手掛けていた間取り作成を、建築家とデザイナーが行うことで、業務の効率化と顧客の満足度向上を図るものです。
実証実験の目的
この実証実験の主な目的は、特に繁忙期における営業担当者の業務時間を短縮し、顧客へのサポートを強化することです。営業担当が直接間取りを作成することによる負担を減らし、専門家である建築家やデザイナーが間取りを作成することにより、常に質の高いプランを提供することが可能になります。
実験の対象営業所は、幕張営業所と千葉北営業所の2カ所で、試験期間は2019年5月から7月を予定しています。この取り組みにより、顧客の満足度が向上し、成約率も改善されることが期待されています。
madree(マドリー)の魅力
では、「madree(マドリー)」とはどのようなサービスでしょうか。最近の調査によると、日本で注文住宅を建てた人の約95%が間取りに不満を抱いているとのことです。多くの場合、間取りを作成するのが建築家やデザイナーでないために起こる問題もあります。そこでmadreeは誕生しました。
madreeは、スマートフォンに顧客の要望を入力するだけで、登録された約4,000名の建築家やデザイナーからオリジナルの間取りが提供されるサービスです。展示場に足を運ぶことなく、自宅で高品質な間取りプランが受け取れるという利便性が、大きな特徴となっています。
スタジオアンビルトについて
この新しいサービスを展開するスタジオアンビルト株式会社は、愛知県名古屋市に本社を置き、2017年に設立されました。代表取締役は森下敬司氏で、会社は注文住宅間取り作成サービスmadreeの運営の他、建築設計のクラウドソーシング「STUDIO UNBUILT」のサービスも展開しています。
結論
ウィザースホームとスタジオアンビルトが手を組むことで、注文住宅の購入プロセスがよりスムーズで魅力的なものになることが期待されます。建築家たちの専門的な知識と技術を活用することで、顧客にとって本当に満足のいく住まい作りが実現するでしょう。これからどのように変化が生まれるのか、実証実験の成果に注目が集まります。
会社情報
- 会社名
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スタジオアンビルト株式会社
- 住所
- 愛知県名古屋市西区那古野2-14なごのキャンパス2-5
- 電話番号
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