飲まないコーヒー『YOINED』が再び注目を集める
UCC上島珈琲株式会社は、斬新な飲まないコーヒー『YOINED(ヨインド)』の進化を遂げた2024年の販売が好評を博していると発表しました。本製品は、日本初の独自製法で生まれたもので、2023年に初めて市場に登場しました。この独自製法は、コーヒー豆の香りを余すことなく閉じ込めることを目的として開発されたもので、コーヒー愛好者の新しいスタイルとして注目されています。
特許取得の独自製法
『YOINED』の製造には、20年以上の研究と開発が結実した特許技術が用いられており、実際のコーヒー豆を粉砕し、コーヒーオイルと植物油脂でコーティングすることで、鮮烈な香りが保持されています。この技術により、飲むのではなく「食べる」スタイルのコーヒーとして、豆本来の甘みや酸味、苦味を一枚の形に凝縮しました。また、見た目はチョコに似ていますが、実際にはカカオを使用しておらず、コーヒーの香りがダイレクトに伝わる製品です。
進化した製品ラインナップ
2024年のシーズンには、新たにアフリカ・タンザニア産のキリマンジァロAAを採用し、品質が一層向上。独特の酸味と甘い香りが特徴で、野生的な余韻を楽しめるように仕上げられています。この新しい素材を使用した『YOINED』は、特に晩酌シーンでの新感覚のおつまみコーヒーとして、お酒とのペアリングを提案しています。
お酒とのマリアージュ体験
UCCコーヒーアカデミーの専門講師が監修したペアリングイベントでは、参加者から「コーヒーがおつまみになるなんて面白い!」といった声が寄せられています。日本酒やラム、ワインとの組み合わせを楽しむことで、コーヒーとお酒の香りの深い余韻を体験できます。これにより、『YOINED』は大人のお酒との相性を追求する新たな提案となっています。
販売実績と今後の展望
今シーズンでは予約開始日での売上が300%を超え、初年度の1.5倍以上の販売個数を達成しました。2025年冬頃には次回の販売を予定しており、UCCは今後も『YOINED』の可能性を追求するとしています。『YOINED』は、コーヒーの新たなスタイルを提案し、飲まないコーヒーという革新を続けています。
結論
『YOINED』は、多様な楽しみ方ができる新しいコーヒーの形として、今後も注目されることでしょう。コーヒーの香りを背景に、大人の晩酌を彩る新しい楽しみをぜひ体験してみてください。UCCは、これからもより良い世界のために、コーヒーの力を最大限に引き出す取り組みを続けていきます。