TCB医師が発表した肌育に関する革新研究
美容クリニックTCB東京中央美容外科の塩見涼菜医師が、肌そのものを再構築する根本的な美容治療、"肌育"に焦点を当てた研究を行い、その成果が日本先端医療医学会の学会誌「先端医療と健康美容」に記載されました。この論文は、病院での標準的な治療法や製剤に関する新たな知見を提供する重要な一幕となっています。
研究の背景
肌育に使われる製剤には、細胞外マトリックス製剤(ECM)とポリヌクレオチド製剤(PN)が主に知られています。これらの製剤は、肌の質感や弾力を改善するために用いられる一方、臨床的な比較研究は限られていました。この研究では両製剤の特性を明確にすることを目的に設定されています。
研究の方法
研究は5名の女性を対象に、2回の顔面治療を設定し、右側にはECM製剤を、左側にはPN製剤をそれぞれ投与しました。治療は2週間おきに行い、それぞれ3回実施しました。評価のプロセスでは、革新的な肌診断機であるNeoVoirを用いて、シワや赤み、ブラウン色素、皮膚トーン、毛穴といった5つの項目について、治療の前後を比較しました。
研究結果と考察
結果として、PN製剤では赤みの有意な改善が確認されました(p<0.05)。一方、ECM製剤ではブラウン色素の改善が顕著で、多くのケースで良好な結果を示しました。さらに、治療後のダウンタイムに関しては、ECM製剤が短いため、患者にとって優れた選択肢として考えられています。
結論
この研究は、スプリットフェイス法と肌分析機を駆使した定量的な評価によって、製剤間の差異を示しました。症例数は限られているものの、この情報は今後の製剤選択や治療計画における指針として有益であると考えられます。この成果は、肌育に関する研究の進展を示すものとなり、今後の美容医療において重要な参考資料となるでしょう。
論文の著者
著者としては、塩見涼菜医師のほか、理事長の寺西宏王氏を含め、名だたる医療専門家たちが参加しています。彼らの研究活動は、TCBクリニックが国際的な美容医療界での地位を確立する一助とされています。
今後の展望
TCBは、これまで以上に患者一人一人に寄り添った結果を出すために、さらなる臨床研究を続けていく方針です。2025年6月には他の複数の研究成果も発表されており、美容医療においての新しい価値観を提供する存在として期待されています。
TCB東京中央美容外科の詳細は、オフィシャルサイトをご覧ください:
TCB公式サイト