港区で未来を語るワークショップ「MIRA-GE seed」開催
2025年7月26日、東京都港区のTokyoYard BuildingおよびTAKANAWA GATEWAY CITYにおいて、「ありたい未来」をテーマにした多世代・多文化型のワークショップ「MIRA-GE seed」が開催されました。このイベントは、一般社団法人エッジソン・マネジメント協会によって主催され、JR東日本の特別協力のもと行われました。
「MIRA-GE」とは
「MIRA-GE(ミラッジ)」は、「未来と現実をつなぐ」というコンセプトのもと、多世代を対象としたワークショップです。この名は「未来(MIRAI)」と「橋(BRIDGE)」の融合から生まれました。2024年からの開催を経て、累計約600名以上の子どもたちが参加してきました。このワークショップは、少子高齢化が進む日本において、若者が様々な価値観に触れ、自らの意見を持ち、社会課題に向き合う力を育むための大切な場となっています。
多世代・多文化の交流
今回の「MIRA-GE seed」では、参加対象を広げることで、初めて小学生も参加しました。加えてALT(外国語指導助手)などの社会人参加者も迎え、多世代・多文化の交流が実現しました。参加者同士が同じテーブルに集まり、異なる視点からの意見交換が行われ、新たな学びの発見が生まれました。
最新技術を体感する未来のまちツアー
参加者たちは、TAKANAWA GATEWAY CITY内を巡る街中ツアーを行い、ARを使った「TAKANAWA LINK SCAPE」や警備ロボット「C-SParX」、自動走行モビリティ「iino」などの最新技術を実体験しました。これにより、未来の技術についての理解が深まり、自らの視野を広げる機会となりました。
子どもたちの声
ある小学生は「いろいろな世代の人と会話をしたことで新たな発見があった」と話し、また別の小学生は「世代に関係なく、一緒に何かを作っていけるんだ」と感じたことを述べました。さらに「高輪ゲートウェイがロボットが働く未来の町であることを知り、まちの機能を学んだ」と感想を寄せました。
ワークショップの開催概要
- - 日時: 2025年7月26日(土)13:30〜16:30
- - 場所: TokyoYard Building、TAKANAWA GATEWAY CITY
- - 主催: 一般社団法人エッジソン・マネジメント協会
- - プログラム内容:
- TAKANAWA GATEWAY CITYの現地見学
- JR東日本社員による未来の技術の紹介
- 多世代・多文化でのディスカッション
- - 参加者: 港区立白金小・高輪台小・高松中、東京都立日比谷高等学校の生徒約40名
今後の展望
「MIRA-GE」は今後も全国各地での展開を予定しています。エッジソン・マネジメント協会は企業や教育機関と連携し、若者の可能性を育む「青田創り」に力を入れていきます。日本を、世界で最も若者が育つ社会にするというミッションを掲げ、次世代共創リーダー育成プロジェクトなど多様な取り組みを進めています。
一般社団法人エッジソン・マネジメント協会について
2022年に設立され、多様な企業や官公庁関係者が参画しています。教育と育成に焦点を当て、多くのプロジェクトを通じて次世代のリーダーを育成する活動が進行中です。
2025年に向けて、さらに多くの若者にとって価値のある体験を提供し、未来を担う存在へと成長していってほしいと期待しています。