学生スポーツの未来を切り開くANYTEAMの新アプリ
学生スポーツを支えるコミュニティ「ANYTEAM」が、新たに学生スポーツの運営を支援するアプリを発表しました。運動通信社とKDDIの共同開発によって実現したこのアプリは、カレンダー管理や動画・写真の共有、メッセージ機能など、チーム活動を一元管理できる多彩な機能を備えています。
ANYTEAMとは?
ANYTEAMは、学生スポーツ活動を支援するためのプラットフォームで、これまでファンコミュニティや寄付機能、クラウドファンディングなどを提供してきました。しかし、利用者からのフィードバックを受けて、活動に必要な情報の一元管理ができるアプリの開発が進められ、この春からの提供が始まります。
新アプリの具体的な機能
新たに提供される「ANYTEAM」アプリでは、以下のような機能が用意されています。
1.
カレンダー管理
チームの予定やスケジュールを簡単に作成し、メンバー全体で共有できます。この機能により、練習や試合の日程をすぐに把握できるようになり、計画が立てやすくなるでしょう。
2.
動画・写真共有
活動中に撮影した映像や写真を一元管理し、必要に応じてメンバーと共有できます。これにより、情報の共有がスムーズになり、時間の短縮が図れます。
3.
メッセージ機能
チームメンバーと簡単にコミュニケーションが取れるように、動画や画像を含む投稿が可能です。
4.
メンバー管理
監督やOB・OG、保護者など、チームに関わる全ての人をひとつの名簿にまとめて管理できます。
5.
支援機能
寄付やクラウドファンディングにより、チームの活動資金をスムーズに募ることができます。
使い方と料金
このアプリはiOSおよびAndroidで無料で利用することができ、ストレージは最大5GBまで無料で使用可能です。ダウンロードも簡単で、アプリからすぐに利用開始できます。また、ファン向けの機能はWebサイトから利用できるため、全国のファンがチームを応援しやすくなっています。
様々なチームからの声
アプリの開発には、実際に利用する学校のチームにモニター参加を依頼。多くのチームからのフィードバックをもとに機能を改良していきました。たとえば、長野県立白馬高校のスキー部の顧問は「カレンダー機能により、スケジュールの共有が楽になり、次の大会に向けてスムーズに準備できるようになった」とコメントしています。
一方、社会人と大学生が混合で活動するクラブチームB&B SPIDERSの戸田さんも「出席者・欠席者を一目で把握できるアプリは非常に便利で、練習メニューを立てやすくなった」と称賛しています。
地域スポーツの活性化に期待
この新しいアプリによって、学生スポーツはさらに活性化すると期待されています。技術の力を借りることで、チームの運営が効率的になると同時に、ファンとの距離を縮めることができ、地域のスポーツ文化が育まれるでしょう。将来的には、全国的に広がりを見せることが期待されています。
「ANYTEAM」アプリの提供は、学生スポーツおよび地域体育の持続的な発展の一環です。私たち全員がこの新たなプラットフォームを利用して、学生スポーツを応援し、支えることができる時代が来ました。今後の展開に、ぜひご注目ください。