大阪で「第20回難民映画祭2025」が開催される!
大阪市での特別上映イベントが待ち焦がれています。特定非営利活動法人 国連UNHCR協会によって主催されるこの映画祭は、世界中で続く難民問題に光を当てる重要なイベントです。2025年の11月6日から始まるこの映画祭において、大阪では11月13日(木)に特別イベントとして映画の上映と、ゲストには人気お笑いコンビ「天才ピアニスト」が登場するトークイベントが開催されます。
注目の映画「ハルツーム」
今回の上映作品である「ハルツーム」は、スーダンの首都ハルツームを背景にした感動的なドキュメンタリーです。5人の登場人物が、自らの命を守るために様々な試練を乗り越えてきた様子が描かれています。彼らは戦火の中で生活することを強いられ、ゴミを集めて生きる少年や、夢を持つシングルマザー、民主主義を訴える活動家など多彩な人生が語られます。この映画は、紛争によって一変した日常と、それに抗う人々の力強さを静かに描写しています。
ゲストスピーカー「天才ピアニスト」とは
トークイベントにおいて登壇する「天才ピアニスト」は、コンビ結成以降、受賞歴も多く、特に2022年のNHK上方漫才コンテストでの優勝が注目されています。竹内知咲さんとますみさん、2人の多才な背景を持つ彼女たちが、難民映画祭に寄せる思いを語ります。竹内さんは理科の教員免許を持ち、真摯な姿勢で様々な活動を行っています。一方のますみさんは、看護師としての経験を活かし、社会貢献にも関心を寄せています。彼女たちの生の声がイベントをさらに色づけることでしょう。
開催概要
- - 日時: 2025年11月13日(木)18:30~20:45頃終了予定
- - 会場: TOHOシネマズ なんば [本館]
(大阪府大阪市中央区難波3-8-9)
- - 上映作品: 「ハルツーム」
- - ゲストスピーカー: お笑いコンビ「天才ピアニスト」
- - 司会: 松田 陽子(国連UNHCR協会国連難民サポーター)
参加方法と料金
参加者の皆様には、公式ウェブサイトからの申し込みが必要です。
申し込み受付中ですが、劇場での参加は先着順であるため、早めの申し込みをおすすめします。特に若年層向けには、無料鑑賞の選択肢も用意されており、より多くの方に参加していただけるよう配慮されています。また、寄付付きの鑑賞プランもあり、寄付金はUNHCRの活動に役立てられるため、参加しながら社会貢献にもなる素晴らしい機会です。
難民映画祭の意義
2006年にスタートしたこの映画祭は、難民問題への理解を深めるための重要なイベントです。これまでに多くの作品が上映され、参加者には難民の人々が直面する困難やその強さを伝える役割を果たしています。また、「難民映画祭パートナーズ」として全国の学校や企業とも連携し、上映会を開催する活動も行っています。これにより、広く社会問題としての認識を高めています。
結論
「第20回難民映画祭2025」は、私たちに考えるきっかけを与えてくれる貴重な機会です。大阪での上映イベントにぜひ参加し、難民の人たちの現実と向き合ってみませんか?