成蹊中高生が挑戦する自動操縦のロボットプログラミング
東京都武蔵野市に位置する成蹊中学・高等学校の生徒たちが、成蹊大学の理工学部にて実践的な自動操縦のロボットプログラミングを体験しています。この活動は、自らの手でロボットの動作をプログラムすることで、 STEM(科学、技術、工学、数学)教育の重要性を体感する場となっています。成蹊大学の学生や教授陣の指導のもとで行われており、生徒たちは試行錯誤を重ねながらコードを入力し、ロボットが期待通りに動くかどうかを実証しています。
成蹊大学の情報メカトロニクス研究室では、様々な状況に応じて自在に動き回る重機の連携を探求しており、この技術は土木工事や災害現場、さらには宇宙探査においても活用される可能性があります。生徒たちは、その最前線での研究の一端に触れる貴重な機会を得ており、実践を通じて学ぶことで、自らの知的好奇心や探究心を大きく育んでいます。
探究学習とリベラルアーツ
成蹊中学・高等学校は創立当初からリベラルアーツ教育を重視し、個々の生徒が本物に触れ、実体験を通じて学ぶ機会を豊富に提供しています。2020年から導入された『探究学習』では、企業や地域社会との連携を深めており、社会課題の解決に向けた取り組みを強化しています。今回のロボットプログラミングもその一環であり、中学1年生から高校3年生までの10名が選ばれ、実際の研究環境で学ぶことができるチャンスを得ています。
実施概要
この活動は3回にわたるプログラムの最終回が、2025年7月9日に開催される予定です。時間は16:10から17:40までで、場所は成蹊大学の11号館情報メカトロニクス研究室です。参加者は中学生から高校生の計10名で構成されており、年齢別に中学1年生2名、中学2年生5名、中学3年生2名、高校1年生1名が参加しています。
取材のご案内
この貴重な機会にぜひご取材いただき、生徒たちの熱意や学びの様子を紹介していただければと思います。成蹊学園が特に力を入れている小、中、高、大学の一貫した教育理念のもと、次世代の人材を育成するための取り組みに焦点を当てていただければ幸いです。生徒たちが実際にプログラミングに挑戦する姿は、未来の技術者たちの夢と希望に満ちた瞬間となることでしょう。