FREAK'S STOREがペットボトルキャップリサイクルを取り入れた新たな試み
ファッションECサイト「ZOZOTOWN」を運営する株式会社ZOZOは、セレクトショップ「FREAK'S STORE」を展開する株式会社デイトナ・インターナショナルと共同で、サステナビリティを意識した新しい企画をスタートさせました。その名も「connect project」です。このプロジェクトの一環として、一般社団法人 海と日本プロジェクトin千葉県の協力のもと、FREAK'S STOREの一部商品にペットボトルキャップリサイクルボタンが採用されます。
このリサイクルボタンは、千葉県内でのビーチクリーンやFREAK'S STOREが協力するクリーンイベントで回収したペットボトルキャップを再利用したものです。これにより、海洋ごみの削減へ貢献することを目指しています。この取り組みは、公益財団法人 日本財団が推進する「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」とも関連しており、持続可能なファッション業界を支える重要なステップといえるでしょう。
新たに登場するアイテムには、メンズ向けのデニムベイカーパンツやワンタックデニムバギーショーツ、ストレッチタックテーパードスラックス、イージージョガーデニムパンツが含まれています。レディース向けには、ストレッチテーパードチノパンツとワイドベイカースラックスがリリースされます。これらのアイテムは全て、ZOZOTOWNで販売され、リサイクルされたボタンが使用されています。
このプロジェクトにおいて注目したいのが、商品が受注生産される点です。「Made by ZOZO」というプラットフォームを利用し、過剰生産を避ける仕組みが導入されています。顧客は身長や体重を選択することで、豊富なサイズの中から理想的なフィットを見つけることができます。このマルチサイズ対応で、最大56のサイズ展開があり、各人のニーズに最適な商品選びをサポートします。
「Made by ZOZO」は、サプライチェーン全体をデジタルで統合することで、在庫リスクを大幅に低減しています。注文を受けてから最低1着からの生産を行い、なんと最短10日で発送可能という迅速さを実現しています。「作ってから販売する」スタイルから「販売してから作る」システムへの移行により、余剰在庫をリスクゼロに近づけることが可能となりました。
サステナブルなファッションを推進し、より多くの人々に環境問題への関心を高めるこの試みは、多くのブランドや消費者に支持されることでしょう。また、このプロジェクト通じて、今後のファッション業界でのサステナブルな取り組みが促進され、持続可能な社会作りに一役買うことを期待しています。
まとめ
FREAK'S STOREとZOZOによるこのサステナビリティ企画は、リサイクル素材の活用や受注生産の仕組みを通して、ファッション業界での環境負荷を軽減する新たな試みとして注目を集めています。ぜひ、ZOZOTOWNで新しいアイテムをチェックし、環境への配慮を感じながらおしゃれを楽しんでみてはいかがでしょうか。