つくばの新たな学び場
2024-02-10 10:00:01
つくばに新たな学びの場「むすびつくば」が2024年にオープン!
新たな学びの場「むすびつくば」2024年4月オープン
2024年4月1日、つくばセンタービル1Fに「むすびつくば ライズ学園×市民大学」がオープンします。この取り組みは、NPO法人リヴォルヴ学校教育研究所とウニベルシタスつくばの協力により実現しました。TXつくば駅から徒歩わずか3分の立地は、生徒や地域住民にとって大変便利です。
学びと育ちの支援
不登校を抱える子どもたちの数は年々増加しており、2022年度には全国で約30万人に達しました。茨城県内でもその数は急増しています。こうした厳しい現状に応えるために、「むすびつくば」では、学びと育ちをサポートする新たな空間を提供します。リヴォルヴ学校教育研究所は、2000年の設立以来、不登校や学習の困難を抱える子どもたちを見守り続けており、2020年からはつくば市との協働事業を通じてコミュニティに密着した活動を展開してきました。
「ライズ学園」では、一人の個性を尊重しながら、教科の学習はもちろん、野菜作りやスポーツなど、体験を通じた学びも重視しています。特異な興味や関心を持つ子どもたちにとって、安心して個性を発揮できる場が求められています。この新しい施設では、さらに多様な人々とのふれあいを大切にし、個性豊かな子どもたちの育ちを応援していきます。
多世代交流の場「市民大学」
また、「むすびつくば 市民大学」では、世代や地域を超えた学びの機会を提供します。2018年の活動休止から6年の年月を経て、再び市民大学が動き出します。コンセプトは「まなぶ・つながる・つくりだす」。この活動を通じて、地域の課題解決にも貢献する場を目指します。過去には多様な体験型講座を通じて1万2,500人以上が参加し、地域コミュニティの活性化に寄与してきました。今後は、様々な講座を通じて多くの人々が学び合い、対話を促進する機会を創出していきます。
「一箱本棚オーナー制度」による図書館
さらに、この施設には「リブラリウム(コミュニティ・ライブラリー)」としての図書館も併設されます。この図書館では、訪れた人が本棚オーナーの選んだ本を通じて人と人とのつながりを感じられる場所となることを目指しています。この制度はあっという間に全国に広がり、つくばにおいても新たな文化交流のハブとして機能するでしょう。
みんなの笑顔あふれる場所に
「むすびつくば」は、おむすびが持つ「結びつく」という意味を実現する場です。教育の場としてだけでなく、地域住民が集まり、学ぶことを通じて絆を深める場所にしたいとの思いが込められています。子育てと学び合いの地域づくりを進め、多様な個性が集う笑顔あふれる社会を目指します。オープンに向けたクラウドファンディングも計画されており、地域の期待が高まっています。
会社情報
- 会社名
-
特定非営利活動法人リヴォルヴ学校教育研究所
- 住所
- 茨城県つくば市二の宮1-18-1ハイツあづま102号
- 電話番号
-
029-856-8143