壱岐市のいきっこ留学制度が新たな中途入学受付を開始

壱岐市教育委員会は、独自の留学制度「いきっこ留学」の中途入学に関する受け付けを開始しました。この制度は、離島での教育振興と地域の活性化を目的としており、期待される成果は大きいものです。

いきっこ留学制度とは？

「いきっこ留学制度」は、壱岐市内の小中学校に入学または転学を希望する生徒を対象にした制度です。自然豊かな壱岐島で新しい自分を発見し、地元の文化や風土に触れることができます。特にこの制度は、少子高齢化が進む中での地域交流を促進し、教育環境の充実を目的にしています。

この制度は、平成30年から始まり、これまでに多くの児童・生徒が壱岐島での学びを体験しています。

どのように留学できるのか？

壱岐市の留学制度には3つのタイプがあります。
1. 里親留学 - 留学生が里親のもとで生活しながら学校に通うタイプ。
2. 孫戻し留学 - 留学生が祖父母のもとで生活し通うタイプ。
3. 親子留学 - 新規に移住した親子が一緒に通うタイプ。

このように、各家庭の状況に応じた柔軟な形での留学が可能です。

対象者と受け入れ校

いきっこ留学の対象は小学生1年生から中学3年生までです。壱岐市の小学校は18校、中学校は4校あり、原則として住所地をもとに就学先が決定されます。心豊かな教育環境でしっかりとした学びが期待できます。

申込方法と経費について

申込みは、壱岐市の公式サイトまたは定住促進サイト「いきしまぐらし」から申込書をダウンロードし、必要事項を記入して郵送する形で行います。

留学に伴う経費は、学校給食費やPTA会費、医療費などがあり、実親の負担となります。しかし、里親留学の場合は、里親が一部の経費を負担し、具体的な金額は協議の上で決定されます。

留学するメリット

壱岐島の大自然に囲まれた環境で、子供たちはのびのびと成長することができます。自然の中で育まれる力や、地域の子供たちとの交流を通じた新しい視野の広がりは、留学の大きな魅力といえるでしょう。

このように、「いきっこ留学」は壱岐市に新たな学びの場を提供するとともに、地域全体の活性化にも貢献しています。留学を希望する方は、ぜひ壱岐市教育委員会へ相談してみてはいかがでしょうか。