地域社会を応援する！備後共同汽船の私募債発行と寄付の取り組み

地域社会への貢献を目指す私募債

広島県福山市に本社を置く備後共同汽船株式会社は、地域社会の発展に寄与する新たな試みとして、令和7年4月28日（月）に「SDGs私募債『地域応援型』」を発行しました。この私募債は、地域に貢献する企業の支援を目的に設計されています。企業が発行する私募債から得られる手数料の一部は、地域の学校などに大切に使われることになります。

このたびの私募債発行に伴い、備後共同汽船株式会社は、福山市立常石ともに学園への寄付も行います。具体的には、運動会などで必要となるテントを同社と当行の共名で寄贈することが決まっています。この寄贈式は令和7年9月9日（火）に開催予定です。

私募債の概要と寄付の内容

今回の新たに発行される私募債は、備後共同汽船株式会社の第5回無担保社債で、当行が保証し、適格機関投資家限定での発行となります。発行額は100百万円であり、発行から3年間の期間をおき、満期一括償還の形式で運用されます。発行された資金の使途は、主に運転資金として利用される予定です。

松島茂樹と小林陸弘の両代表者は、「昭和31年以来、海運業の発展に寄与してきた当社が、これからの地域の発展と日本の経済を支える子供たちの育成に寄与したい」と寄付の意義を語っています。地域貢献の一環として、未来を担う子供たちに向けた社会的責任を果たすことが、私たちの企業理念でもあります。

SDGsに基づく地域貢献の取り組み

SDGs（持続可能な開発目標）は、国連が提唱する持続可能な未来を目指すための指標であり、この私募債発行もその理念に基づいています。地域社会で実施されるさまざまな活動に対して、持続可能な形で寄付を行うことで、地域の発展を促進し、さらなる支援の輪を広げていくことを目指しています。

今後も備後共同汽船株式会社は、このような取り組みを通じて、地域の子供たちや社会全体への貢献を続けていく所存です。また、私募債による支援が、地域のニーズに合わせた形で展開されることに期待が寄せられています。地域の皆様と共に、持続可能な未来を目指すその姿勢は、高く評価されています。地域密着型の企業として、さらに信頼を得ていくためにも、積極的な社会貢献に取り組んでいきます。