女子中高生向けアプリ開発コンテスト「Technovation Girls 2025」開催決定

世界最大級の女子中高生向けアプリ開発コンテスト開幕へ

特定非営利活動法人Waffleが主催する「Technovation Girls 2025 日本公式ピッチイベント」が、2025年6月21日に東京都内で開催されることが決定しました。このイベントは、次世代のテックリーダーを育成するための重要なプログラムであり、YouTube Liveでの生配信も予定されています。

コンテストの背景と目的

Technovation Girlsは女子中高生を対象とした国際的な教育プログラムで、参加者は社会課題の解決をテーマにしたアプリを開発することで、ITスキルと起業家精神を学びます。日本ではWaffleが公式アンバサダーとなり、教育系NPOとの連携を通じて、全国の生徒たちを支援しています。

参加者たちは約6か月間、最大5人のチームを組み、テクノロジーを利用した社会課題解決の方法を探求し、アプリを開発してきました。その成果を発表する場として、日本公式ピッチイベントが位置づけられています。

イベントの内容と特色

このピッチイベントは、毎年Waffleによって開催され、米国本部の世界大会とは異なる独自のプログラムとして進行します。事前審査を経て選ばれた10チームは、自分たちのアプリとビジネス計画を審査員に向けてプレゼンテーションします。優れたチームには、スポンサーからの賞品やプロモーション支援が提供される仕組みです。

今年度の注目ポイントとして、以下の新たな取り組みが用意されています：

- AI講座の新設: 各種社会変化に応じたニーズを反映し、AIに関する講座が新たに追加されました。これにより、AI技術を駆使した作品の登場が期待されています。
- チャレンジステージの導入: ファイナリストに加えて、11位から20位のチームを対象としたチャレンジステージイベントが実施され、最優秀チームはファイナリストと同じ舞台でのピッチが可能です。
- 出会いと交流の場の提供: 参加者やスポンサー企業などの関係者が交流できる場を創出し、学生同士が互いに刺激を受け合う絶好の機会としています。