ダイナミックマッププラットフォーム、北米の地図データを大幅に拡張
ダイナミックマッププラットフォーム株式会社(本社:東京都渋谷区、CEO:吉村 修一)は、グループ会社であるDynamic Map Platform North America, Inc.と協力して、北米における高精度3次元地図データの整備を進め、約30万kmの新たなデータを追加したことを発表しました。この結果、北米のデータカバレッジは約150万kmに達し、世界全体では合計180万kmのカバレッジを誇ることとなりました。
高精度3次元地図データの意義
当社が提供する高精度3次元地図データは、自動運転に欠かせない実在地物と仮想地物の情報をセンチメートル単位の精度で整備・収録しています。新たに整備された150万kmには、米国とカナダの高速道路や主幹道路といった重要なルートが含まれており、これらのデータは自動車業界にとって大きな価値があります。
自動運転技術の未来を支える基盤
このデータの拡張により、当社は自動運転車両や先進運転支援システム(ADAS)向けに機能を展開し、安全で快適な運転体験を実現することを目指しています。特にハンズフリー運転の普及が期待され、ユーザーが安心して車を運転できる環境を提供することにより、自動運転技術の発展に貢献します。
代表者の声
吉村 CEOは、「広大なデータカバレッジと高精度を持つ3次元地図は、自動車業界のイノベーションに不可欠な基盤となる。私たちのデジタル空間におけるミッション『Modeling The Earth』を実現するために引き続き邁進する」と述べています。
Dynamic Map Platform North AmericaのCEOであるChris Thibodeau氏は、「長年の経験を持つ当社が提供する高精度データは、ユーザーに優れた運転体験を提供することができる。特に、物理的境界の少ない道路でも安全なハンズフリー運転を可能にし、顧客体験の向上を図っている」と続けました。
自動運転を支えるインフラの整備
また、北米の28,000軒以上の自動車販売店の99%が当社がマッピングした道路から1マイル(約1.6km)以内に位置していることも、大きな特徴です。これにより、ADAS機能を搭載した車両の試乗を行いやすくする環境が整い、業界全体の発展に寄与しています。
結び
ダイナミックマッププラットフォーム株式会社は、自動運転技術や関連する様々な産業の革新を支える役割を果たしており、今後のデジタル世界の進化にも大きな期待が寄せられています。同社の取り組みから目が離せません。詳細については、公式ウェブサイト(https://www.dynamic-maps.co.jp/)をご覧ください。