島根県江津市で母子手帳アプリ『母子モ』が導入され、子育て支援を強化

島根県江津市が母子手帳アプリ『母子モ』を導入

島根県江津市では、母子モ株式会社が運営する母子手帳アプリ『母子モ』を6月2日より本格的に提供し始めました。このアプリは「ごうつぽけっと by母子モ」と名付けられ、地域全体で子どもたちを育むための新たな取り組みの一環です。

江津市は「地域みんなで育むこどもたちの未来、明るく心豊かに育て江津っ子」という理念のもと、家庭と地域が協力して子育てを支援しています。この理念を実践するため、アプリを通じて家庭や地域の情報を提供し、子育てをより便利にすることを目的としています。

アプリの特徴と利便性

『母子モ』は、予防接種のスケジュール管理、健診結果の記録、地域からの最新情報配信などを簡単に行えるアプリです。データはクラウドに保存されるため、万が一母子健康手帳を紛失した場合でも、安心して利用することができます。新たに江津市へ移り住んでも、データはそのまま引き継がれ、機種変更にも対応可能です。

妊娠中から子育てまで幅広くサポートする機能が設けられており、出産や育児に関するアドバイスも受けることができます。また、家族間で健康データを共有できる機能も搭載され、忙しい父母を支援します。

江津市の子育て支援制度

江津市は、子育てをする家庭を支えるためのさまざまな制度を設けています。不育症の治療費助成や不妊治療の助成制度に加え、出産祝いや子育て支援ギフト「ごうつベイビーボックス」なども提供されています。また、地域で子育て相談や講座を開く「江津市子育てサポートセンター」も設置されています。これらの支援制度を活用することで、安心して子育てを行う環境が整っています。

緊急時にも安心

特に社会が不安定な時期には、アプリを通じて重要な情報やアドバイスがリアルタイムで届くため、子どもを持つ家庭にとって非常に心強いサポートとなります。アプリが持つ育児日記機能「できたよ記念日」では、子どもの成長を記録し写真とともに思い出として残すことも可能です。

市長からのメッセージ

江津市の中村中市長は、「地域みんなで育むこどもたちの未来明るく心豊かに育て江津っ子」という理念を基に、妊娠中の体調管理や子育てに活用できる『ごうつぽけっと by母子モ』の導入を喜び、子育て世帯にとって大いに役立つと期待を寄せています。「ぜひこのアプリを活用して、江津市での育児をより楽しく、心豊かなものにしてほしい」と述べました。