AI音声で防災をサポート
2024-09-02 08:25:39

AI音声サービスVoice Spaceが提供する新しい価値 ~南海トラフ地震に備えた特別番組の解説放送~

AI音声サービスVoice Spaceが防災特番の解説放送を担当



株式会社Stand Technologiesが開発したAI音声サービス「Voice Space」が、名古屋テレビ放送(メ〜テレ)の特別番組『池上彰×ドデスカ 巨大災害から命を守る ~南海トラフ地震に備えよう!~』で解説放送の制作を行いました。この取り組みは、特に視覚に障がいを持つ方々に向けた番組のアクセシビリティ向上を目的としています。解説放送とは、テレビ番組の内容や画面の状況を詳しく説明する音声を追加するサービスであり、視覚的な情報を補完する役割を果たします。

番組は、2011年に発生した東日本大震災以降、毎年制作されている防災・減災に関する特別番組の第13弾で、今回が初めての解説放送の提供となります。制作は短いスケジュールの中で迅速に行われる必要があり、そのためにAI音声技術が選ばれました。これにより、より多くの視聴者が番組の内容を理解し、南海トラフ地震に対する備えを考える機会が提供されます。

視聴者に寄り添う新たな試み


Voice Spaceの導入により、視覚障がい者がテレビ番組をより良く理解できる環境が整いました。具体的には、番組を視聴する際に副音声チャンネルを選択することで、解説音声を同時に聴くことが可能です。これにより、画面に映る情報の把握が困難だった視聴者も、内容をより深く理解することができるのです。

このサービスは、AI技術が進化する中で、放送業界における情報アクセスの課題解決に貢献するものです。放送では、ジャーナリストの池上彰さんやゲストたちが災害の脅威についても掘り下げていくため、この解説音声は特に重要な役割を果たします。

Voice Spaceの機能と今後の展望


Voice Spaceは、200以上の音声モデルから選ぶことができ、日本語を自然に読み上げる機能を搭載しています。また、53ヶ国語の翻訳・読み上げ機能も提供しており、多様なニーズに対応しています。さらに、自分の声をAI音声モデルに変える「ボイスチェンジ機能」もあり、ユーザー自身の音声をアップロードすることで、個性的な音声制作が実現できます。

株式会社Stand Technologiesは、これからも放送業界の多様なニーズに応えるべく、新たなサービスの提供に努めていく予定です。解説放送の製作に加え、AI音声技術の活用を通じて、情報アクセシビリティの向上に寄与する姿勢を示しています。

番組詳細


  • - タイトル: 池上彰×ドデスカ 巨大災害から命を守る ~南海トラフ地震に備えよう!~
  • - 出演者: 池上彰、浅尾美和、井戸田潤(スピードワゴン)、犬山紙子、濱田隼(メ~テレアナウンサー)、島津咲苗(メ~テレアナウンサー)
  • - 放送日: 2024年9月11日(水)
  • - 放送時間: 19時~20時
  • - 放送エリア: 東海地方(愛知・岐阜・三重)
  • - 配信: Tver・Locipoでの見逃し配信もあり

この番組が放送されることで、多くの視聴者が防災への理解を深め、具体的な行動に繋げるきっかけとなることが期待されています。今後もVoice Spaceは、より多くの人々に役立つ情報を届けるために尽力していくことでしょう。


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会社情報

会社名
株式会社Stand Technologies
住所
東京都渋谷区渋谷2-12-19東建インターナショナルビル本館5F
電話番号

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