ヒューストン映画祭金賞
2016-04-25 22:33:07
大阪の広告制作が金賞受賞!ヒューストン映画祭の快挙
大阪の広告制作が金賞受賞!ヒューストン映画祭の快挙
最近、大阪の広告業界から素晴らしいニュースが飛び込んできました。広告代理店・読売連合広告社のクリエイティブディレクターである牧賢治が手がけた短編映画『japing』が、歴史ある「ヒューストン国際映画祭」で金賞を受賞しました。
ヒューストン国際映画祭とは?
「ヒューストン国際映画祭」、通称「Remi Awards」は、1961年に設立された映画祭で、サンフランシスコやニューヨークの映画祭と並ぶ、北米で3番目に歴史のある映画祭です。この映画祭は、インディペンデント映画の国際的なプラットフォームであり、過去には映画界の巨匠たち、スティーブン・スピルバーグやジョージ・ルーカス、デヴィッド・リンチ等も受賞の経験がある重要な祭典です。
今年は49回目の開催となり、4月8日から17日までの間に行われ、世界74カ国から4,500作品が参加しました。この中からの受賞は、特に大きな名誉です。
短編映画『japing』の制作背景
『japing』は、わずか20万円という低予算で制作されたショートムービーで、アメリカのインディペンデント映画界では考えられないほどの安さです。その環境で制作されたこと自体が驚くべき事実であり、内容が評価された結果だと言えます。牧賢治監督は、この作品を通じて独特の視点で人間関係を描き出しました。
映画は、ひょんなことから出逢ったアニメオタクとアウトローという二人のキャラクターを中心に展開します。彼らは最初は接点がなかったものの、少しずつ互いに興味を持ち合い、再び会う約束を交わします。この物語がどのように進展するのか、観る者の期待を高めます。
音楽とコラボレーション
全編モノクロの無声映画である『japing』は、約20分間の構成となっています。音楽監督には、日本代表として世界的DJ大会DMCに出場経験を持つDJ TAIJIが起用され、その感性が作品に彩りを添えています。さらに、アニメとロックを融合させた新ジャンル「アニロック」を確立したバンド・ウルフラムが挿入曲に参加しており、視覚と聴覚の両面から楽しむことができます。
日本国内での評価
『japing』は、すでに日本国内の『第7回映像グランプリ 若獅子賞』でも受賞しており、その実力が広く知られるようになりました。劇場公開の予定については未定ですが、今後の動向にも大いに期待が寄せられています。
この快挙は、大阪のクリエイティブ業界にとって大きな励みとなり、さらなる発展を促すきっかけとなるでしょう。
会社情報
- 会社名
-
アティチュード
- 住所
- 大阪府大阪市中央区内平野町1丁目2-10KG BRIGHTON BLDG 2Fスタジオ/7Fオフィス
- 電話番号
-
06-6360-9750