最新技術を駆使した都市型広告、ZIHENが新たな挑戦へ
ZIHEN株式会社は、デジタルマーケティングを中心に次世代のクリエイティブ開発に取り組む企業です。この度、同社はル・クルーゼ ジャポン株式会社の人気アイテム「On The Go」シリーズをテーマにしたプロモーション映像を公開しました。映像では、CG技術と実写を巧みに組み合わせた新手法「FOOH(Fake Out-of-Home)」を用い、銀座の空を彩るカラフルなボトルが登場します。この演出は、情報が溢れるショート動画時代においても、記憶に残る印象を与えることを目的としています。
FOOHとは?
FOOH、すなわちFake Out-of-Homeは、実在する都市の風景にCGを重ねることで、視覚的に「あり得ない光景」を生み出す新しい広告技術です。従来の屋外広告の限界を超え、物理的な制約に縛られない広告体験を実現します。今回の映像では、銀座の風景にル・クルーゼのボトルが現れ、まるで本物かのようなリアルな演出がなされています。
ショート動画時代に求められる広告表現
ZIHENは、視聴者が瞬時に判断を下すショート動画の環境において、「視覚的なインパクト」と「驚きによる記憶定着」を同時に実現する広告表現を追求しています。今回のプロモーション映像もその一環で、都市空間そのものをメディア化する新たなアプローチを採用しました。ZIHENのCEO兼クリエイティブディレクターの山 紘二氏は、「今後の広告は“目を引く”だけでなく、“記憶に残る”ことが求められます」と述べています。このFOOH手法を通じて、ル・クルーゼの製品が持つ色彩やデザインの魅力を拡張現実的に表現し、視覚的なインパクトを与えます。コンテンツの冒険として「面白いけれど商品の魅力に欠ける」というジレンマをクリアしつつ、プロダクトなどの魅力をしっかり見せることができました。
映像の特徴
映像には3つの大きな見どころがあります。まず、リアルとバーチャルの融合です。銀座という実在の街並みにCGで制作されたカラフルなボトルが自然に配置され、光の反射や影の処理を駆使して、まるで本当に存在するかのようなリアリティを実現しました。
次に、ブランドの世界観を視覚的に表現しています。「On The Go」シリーズが持つ8色のカラーバリエーションを活かし、日常に色を加えるブランドのコンセプトが強調されています。
そして最後に、驚きと共感を生む演出があります。「突然、街中に現れるボトル」という予想外の演出が視聴者の注意を引き、「日常に彩り」というメッセージへ共感を促進しています。
「On The Go」シリーズについて
ル・クルーゼの「On The Go」シリーズは、日常生活を彩るパーソナルアイテムとして展開されており、カラフルなデザインと高機能が魅力です。ラインナップには以下のアイテムが含まれています。
- - OTG ボトル 1L:¥6,820(税込)
- - OTG ボトル 500ml:¥5,500(税込)
- - OTG トラベルマグ 350ml:¥4,950(税込)
- - OTG スープジャー 500ml:¥5,500(税込)
カラーバリエーションには、マットブラック、チェリーレッド、オレンジ、ネクター、バンブーグリーン、ディープティール、アズールブルー、シェルピンクがあります。加えて、サステナブルな取り組みとしてFSC認証素材を使用したスリーブ型パッケージが採用されており、環境にも配慮されています。
今後の展望
ZIHENではこのプロジェクトを足がかりに、FOOHをさらに進化させるためのAR技術との連動やリアルタイム映像生成技術の開発を進めています。また、グローバル市場に向けたSNSマーケティング支援を強化し、日本の高品質商品を世界へ発信するブランドとして、引き続き挑戦を続ける方針です。
会社概要
ZIHEN株式会社は、SNSを基盤としたマーケティング支援の他、AIやCG技術を用いた新世代の映像制作を行っているスタートアップ企業です。情報が氾濫するSNS時代において「印象に残る」「感情を動かす」表現を追求し、国内外のブランドを対象に、コンテンツProductionから拡散設計、グローバルなSNS戦略までを一貫してサポートしています。日本の魅力を世界に届ける「架け橋」として、今後も技術力と企画力を融合させた挑戦を続けます。所在地は東京都世田谷区松原6-5-20 ハネギテラス106、2022年3月に設立され、代表は山 紘二です。主要な事業内容にはSNSマーケティング支援、AI・CG映像開発、広告・コンテンツ企画制作、グローバルSNS展開支援があります。公式サイトは
こちら。