SWCCとTOTOKUが初の共同出展、xEV向け製品を発表する「人とくるまのテクノロジー展 2025」

自動車技術展への出展

2025年5月21日から23日まで、横浜のパシフィコで開催される「人とくるまのテクノロジー展 2025 YOKOHAMA」に、SWCC株式会社とそのグループ会社である株式会社TOTOKUが初めての共同出展を行います。両社はそれぞれの持つ技術を融合させ、電動車（xEV）向けの新製品を提案します。

SWCCとTOTOKUの取り組み

SWCCは神奈川県川崎市に本社を構え、豊富な素材技術で知られています。一方、TOTOKUは東京都港区を拠点に、加工技術に特化した企業です。両社は2025年4月からグループとしての結束を強め、モビリティおよび半導体分野でのさらなる成長を目指します。この展示会を通じて、互いの強みを活かした新たな製品の発表が期待されています。

出展製品の詳細

出展予定の製品には、SWCCの「耐火被覆付き平角線」とTOTOKUの「RUOTA®」冷却ケーブルがあります。

耐火被覆付き平角線は、特に高機能無酸素銅「MiDIP®」を使用しており、高い加工性と優れた導電性を持ち合わせています。この製品は、バッテリー内での熱暴走による発火を防ぐために、1100℃の火災環境でも耐えることが可能な絶縁機能を備えています。この特性により、安全性の高いxEVが実現します。SWCCは、この製品を国内OEM及びTier1企業に提案し、次世代xEV市場での展開を目指します。

RUOTA®冷却ケーブルは、フッ素樹脂を使用した新しい冷却技術で、電線を冷却するための水や空気などの冷媒を通すための均一な空隙を形成しています。これにより、特に電力容量が高いxEV分野において必要とされる冷却性能を提供し、発熱量のコントロールが可能になります。この技術革新は、様々な製品ニーズに応えるためのものです。

展示会の概要

この展示会は、技術の最前線を体感できる貴重な機会です。

- 展示会名: 人とくるまのテクノロジー展 2025 YOKOHAMA
- 会期: 2025年5月21日（水）～23日（金）10:00～18:00（最終日のみ9:00～16:00）
- 会場・ブース: パシフィコ横浜、展示ホールSWCC社ブース【№ 293】
- 入場料: 無料（事前登録制）

主催者のウェブサイトから事前登録が可能です。詳細は、主催者サイトこちらからご確認ください。また、オンライン展示会にも、5月14日から6月4日の間参加します。オンライン展のURLはこちらです。

この機会をわきまえ、技術の進化を実感しましょう。追って、SWCC株式会社（公式サイト）やTOTOKU（公式サイト）の詳細もご覧ください。