家計管理サービスB/43、金融イノベーション賞を受賞
株式会社スマートバンクが提供する家計管理サービス「B/43(ビーヨンサン)」が、2025年の「Japan Financial Innovation Award」(JFIA)でスタートアップ部門の受賞を果たしました。3月3日に開催された同イベントで、その革新性と社会課題への貢献が高く評価されました。
受賞の背景
「B/43」は、ユーザーの家計支出を効率的に管理し、過剰な支出を防ぐための機能を提供しています。特に、家計管理の分野で顕著な改善を実現している点が評価され、家計の悩みを解消するための手段として期待されているのです。スマートバンクのCFO、下河原雄太氏は「家計の支出管理を通じて、家庭の経済的な安定を支援することが我々の使命です」と述べています。
B/43の特徴と機能
「B/43」は、チャージ式のVisaプリペイドカードと家計簿アプリを併用できる新しいタイプの家計管理サービスです。ユーザーは、毎月設定した予算をカードにチャージし、それを使って支払いを行うことで、アプリにはリアルタイムで支出明細が反映されます。この仕組みにより、支出管理は非常にシンプルになります。
さらに、このアプリにはクレジットカードや銀行口座との連携機能、手動での入力、そしてAIによるレシート読み取り機能が備わっており、さまざまな支出を一元管理できるのです。夫婦や同棲カップル向けの「B/43 ペアカード」機能では、ひとつの口座から二つのカードを作成でき、二人での支出管理が可能になります。親子向けの「B/43 ジュニアカード」を利用することで、子どもにキャッシュレスでお小遣いを渡し、一緒にお金について学ぶきっかけにもなるでしょう。
2021年4月のサービス立ち上げ以来、B/43のアプリは100万件以上ダウンロードされており、毎月数十億円の取引高を記録しています。ユーザーのニーズに応えられる形で進化しており、今後もさらなる機能拡充が期待されています。
JFIAとは
Japan Financial Innovation Award(JFIA)は、金融業界における革新的な取り組みを表彰する制度で、今年で6回目の開催です。スタートアップ、金融機関、コラボレーションという3つの部門があり、金融とICTを結びつけた最先端の取り組みを促進することで、業界内のベストプラクティスを共有し、オープンイノベーションを進めることを目的としています。今回受賞したB/43は、これらの基準を満たし、特に優れた成果を上げたと評価されました。
今後の展望
スマートバンクは今後も「お金の悩みを解消し、より良い人生を送れる未来を創る」というビジョンを掲げ、B/43を通じた家計管理の支援に全力を注ぐ考えです。特に生成AIを駆使した家計アシスタントにより、一人ひとりのニーズに応じたオーダーメイドのサービスを提供することを目指しています。このようにして、家計管理を支援する新たな未来が開けていくことでしょう。
加えて、スマートバンクでは、さらなる成長とサービス拡充を図るため、全ポジションで採用活動を強化しています。今後の発展に向け、興味のある方はぜひ採用特設サイトをご覧ください。
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会社概要
- - 会社名:株式会社スマートバンク
- - 所在地:〒141-0022 東京都品川区東五反田1-8-12 小原サンデンビル4F
- - 代表者:代表取締役 堀井翔太
- - 設立:2019年4月9日
- - 公式サイト
- - 業務内容:家計簿プリカ「B/43(ビーヨンサン)」の運営
- - 資金移動業者:関東財務局長第00084号
- - 前払式支払手段:関東財務局長 第00782号