脱炭素エキデン愛知にスタジオスポビーが新機能を導入
株式会社スタジオスポビーは、愛知県の脱炭素プロジェクト「脱炭素エキデン愛知」において、AIを駆使した「フードドライブ機能」を新たに搭載しました。この取り組みは、環境負荷を低減するだけでなく、地域社会への貢献も目指したものです。
プロジェクトの概要
このフードドライブ機能は、愛知県内のバローグループと連携して展開します。バローグループは、中部・関西地方で1,471店舗を展開する企業で、愛知県内には約170の店舗(スーパーマーケット、ドラッグストア、スポーツクラブ)が参加します。
AIを活用することで、ユーザーはスマートフォンで食品をカメラ撮影するだけで、その品目や量などを自動で判定してくれます。これにより、廃棄食品を減らし、CO₂排出量の削減に寄与することが期待されています。また、生産を抑えることでのCO₂削減効果もありますが、現時点では廃棄食品の回避による効果に焦点を当てています。
フードドライブイベントの開催
フードドライブの推進イベントとして、2025年9月27日(土)に豊田スタジアムで開催されるホームゲーム時に特設ブースが設けられます。このブースでは食品やペットフードの寄付を受け付け、持ち込まれた食品はNPO法人セカンドハーベスト名古屋や豊田市動物愛護センターに寄付される仕組みです。
参加者には、アプリ「SPOBY」のスタンプカードが提供され、寄付に応じてスタンプが取得できます。このスタンプは、後日、バローグループが各団体に対して1個あたり200円分のプライベートブランド商品を寄付する際의条件を示します。
環境意識の喚起
「脱炭素エキデン愛知」は、個人の生活における脱炭素行動を測定できるエコライフアプリ「SPOBY」を通じて、参加者に環境への意識を高めさせることを目指します。歩行や自転車での移動、マイボトルの利用、コンポスト、廃食油の回収など、さまざまな環境行動を可視化し、参加者はその成果を特典に交換できます。
未来への取り組み
このプロジェクトは2025年4月より記に開始され、愛知県内の企業や市民の参加が予定されています。地域の約10万人の従業員(参加企業100社以上)が参加し、脱炭素社会の実現を目指します。スタジオスポビーは、社会課題の解決に向けた行動変容を促進することをミッションに掲げています。
まとめ
スタジオスポビーとバローグループによるこの「フードドライブ機能」の実装は、地域社会や環境への大きな貢献を目指しており、今後の動きが注目されます。この取り組みを通じて、愛知県での脱炭素の意識を高め、持続可能な社会の実現に向けた一歩を進めることが期待されています。